稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃3【ハイキュー】 (ページ28)

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朝練が終わる頃、近くにいた尾白先輩にこっそり聞いてみる。

A「尾白先輩、北さんっていつもテストの点数いいですか？」

尾白「あー、あいつはいつもちゃんとやっとるからなぁ。
数学とかは90いくし、低くても70点台やなかったか？」

A「…そ、そうですよね。
……北さんって何が好きなんですかね？」

尾白「食いもんやったら豆腐ハンバーグが好きやったと思うけど」

お礼を伝えて、考える。

北さんはなにを要求しようとしているんだろう。

北「ふっふ、そんなに俺のこと気になるん？」

A「きっ、北さんっ！」

北「そんなにビビらんでも大丈夫やって」

含みを持たせた言い方をして、尾白先輩と去っていく。

正直、双子の赤点回避よりも、北さん80点以上の方が現実味がある気がする。

北さんだから、そんなに無茶なお願いはされないだろうと考え、授業に向かう準備を急いだ。