稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃3【ハイキュー】 (ページ3)

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声が震える。

口を開いては、踏ん切りがつかずに噛み締めるのを繰り返す。

でも、みんなに手は出されたくない、優先順位を間違えるな…。

A「お願い、します…っ。
あ…あたしと遊んでください…」

言うなり、乱暴に腕を掴まれて、座った状態に身体を起こされる。

あたしの身体を後ろに陣取っている自分にもたれかかるようにしながら、あたしの顎を掴んでカメラに向ける。

男の足の間に座らされている状態で、男の体温が気持ち悪く感じた。

「よぉ言えたなぁ。じゃあ、遊ぼっか」

いつの間にか取り出したナイフで、あたしの前を一閃した。

何を切ったのかと視線を下げれば、カッターシャツのボタン。

「全部切れへんかったかぁ」と言いながら、残ったボタンもナイフで取り外していく。

カッターシャツからボタンがすべてなくなり、内側に来ていたキャミソールが露わになった。

怖い。

今までこんなことで恐怖することなんてなかった。

体は正直に震えだした。

「あー、Aちゃん、怖いん？震えとる、かわいそぉ」

言いながらも、キャミソールの肩紐部分を切り取られ、あっという間に脱がされた。

直接空気が肌にぶつかる感覚に、じわっと涙が浮かぶ。

「えー、泣いてまう？ええやん、映させてな」

さも楽し気に顔を近づけてくる男に、もはや言い返す気力もなかった。