稲荷崎高校のマネージャーは世界一＃2【ハイキュー】

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帰り道、誰かにつけられてる気がするのだ。

最初は気のせいかな、偶然かなと思っていたが、さすがに1週間連続で同じペースで歩く足音が聞こえたり、止まったタイミングで足音がなくなったりすると、どうしても悪い方向に考えてしまう。


今日はうめちゃん先輩と約束の組手の日。


うめ「あんたなんか精彩なくなってない？
なんか悩み事でもあるん」

A「あー、気のせいって笑い飛ばして欲しいんやけど、帰り道つけられてる気ぃしてさ」


笑いながら答えると、うめちゃん先輩には怒られたが心配もしてくれた。


うめ「それ、あの子らには言わへんの？」

A「言えんよー、関係ないことで煩わせたくないやん」

うめ「それ本人らに言ったら怒る気ぃするけどな。
でも、言うてた方がええんちゃう」

A「うーん、今のところちょっと怖いだけやし、実際襲ってきたら負けへんしなぁ」

うめ「いやいや、執着心舐めたらあかんやろ」

A「そうかなぁ...」


確かに、1人で抱えるには少し大きくなってきた感覚はある。

でも、証拠がないのに心配だけされるのもなぁ...。

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