Change!《Yuya》 ページ42
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「お湯加減どうですかー?」
「いい感じですー」
温かいお湯とシャンプーのいい香り。
睫擇気鵑猟垢て綺麗な指が私の髪を包む。
心地よすぎて、眠ってしまいそう。
月に1度の自分へのご褒美。
一般女性が美容院に行く平均は3ヶ月に1度って何かの記事で見たことあるけど
私はこの美容師さん会いたさに月1で通っている。
「今日はどんな感じにしますか?」
私の髪をとかしながら、睫擇気鵑聾世Α
大きくな鏡越しにキラキラの笑顔と目が合った。
「んー、全部おまかせで」
「カラーもカットも?」
「うん。睫擇気鵐札鵐垢いいら」
「はは、嬉しいなあ」
私の髪に触れて、どうしようかなあって言いながら
本当に嬉しそうに口元を綻ばせている。
お仕事を最大限に楽しんで、誇りを持って働いている姿が、今日も私の気持ちを大きくさせた。
ドライヤーの温風と髪を撫でるしなやかな指。
また眠ってしまいそうだ。
睫擇気鵑鉾韻鮨┐蕕譴討襪箸はどうしてこんなに落ち着くんだろうか。
手際よくアイロンで髪を巻いたら、
「はい、完成」
「わあ…!今日もかわいい」
「でしょ。喜んでもらえてよかった」
「すっごく好みです!」
「マジ?櫻井さん、俺と好み一緒なんだね」
それってつまり、睫擇気鵑旅イ澆糧鰻燭砲靴討れたってこと?
それってなんだか、
うれしい。でも恥ずかしい。
微笑む睫擇気鵑鮓つめ返したら、髪が揺れて、ふわりと甘い香りがした。
「おつりは……」
お会計のとき、おつりの小銭と一緒に小さなメモを渡された。
“今度ご飯でも行きましょう。睫據
初めて見た少し不恰好な文字と、
昔もらった名刺には書いていなかった、たぶんプライベートのLINEのID。
「え?」
驚いて睫擇気鵑鮓ると、ほんの一瞬だけ恥ずかしそうな顔をして
それから、そんなものは無かったかのようにウインクして見せた。
「ありがとうございましたー!」
長年の片想いがついに動き出した。
少し明るくなった髪が、私の心の色も明るく変えてくれたみたいだった。
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美歌(プロフ) - 岡庭レイナさん» はじめまして、ありがとうございます!けいとくんとゆうとくんは書くのが結構難しいのですが、そう言っていただけてとても嬉しいです! (2017年8月27日 18時) (レス) id: 3e3ef071f2 (このIDを非表示/違反報告)
岡庭レイナ - はじめまして!めっちゃかわいかったです!私はとりんとりん推しなので、圭人と裕翔が可愛すぎて叫びましたwwww (2017年8月27日 16時) (レス) id: b1b4af1c86 (このIDを非表示/違反報告)
美歌(プロフ) - みさきさん» 楽しんでいただけたのならよかったです!有岡くん×子供は最強ですよね〜 (2017年7月3日 23時) (レス) id: 3e3ef071f2 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - キュンっっキュンでした♪大ちゃんの子供ヤバかったです~( 〃▽〃)私の妄想そのものです!笑 (2017年7月3日 22時) (レス) id: dd35665e9b (このIDを非表示/違反報告)
美歌(プロフ) - ちぃともさん» ありがとうございます!作者の妄想全開でお届けしました! (2017年4月27日 22時) (レス) id: 3e3ef071f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2016年10月21日 17時