恋愛禁止令 (ページ11)

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風磨「おい、橋本ぉぉぉ！」←名字

風磨が大声で私を呼ぶ。

私と風磨は日に日に仲良くなっていた。

最高の男友達？って感じ。

イケメンだし笑

女子には避けられつつあるけど……

「なんだよ！」

風磨「お前、ここ汚したろ!?」

風磨が差し出したのはこの前まで借りてたマンガ。

「あ、ごめーん」

風磨「反省してないだろ」

健人「ん？なに、どーしたの」

いきなり健人くんが私の横に顔を出す。

「ひゃっ」

私は飛び退く。

健人「え、ごめん」

「あ、ちが。そうじゃなくて……」

風磨「顔真っ赤じゃん！なに、Aと中島付き合ってんの？」

「はぁ？」

健人「付き合ってるもんな！」

健人くんが肩を組んでくる。

「やめてください。付き合ってません。離れてください」

風磨「いきなり敬語怖っ」

健人「うぅ、……あっ、しょりた～ん」

丁度廊下を歩いていた勝利くんに絡み出す健人くん。

これは……災難だな(笑)

勝利「へっ!?やば、」

勝利くんはダッシュで向かってくる健人くんを見て、駆け出した。

さすが、陸上部！！

足速い

「うけるww」

風磨「中島みんなに振られてんじゃんw」