ゆるゆる短編集 6【芸人】 (ページ6)

今日:6 hit、昨日:27 hit、合計:141,286 hit

▽ ページ6

洲崎｢やから！｣

『何！？』

洲崎｢その子は俺のいとこやねん！｣

『あぁそうですか、いとこで………って……はぁ？』

そうや、いとこや。

確か俺も一回会ったことある。

『…やとしても意味分からん！なんで私のは断ったくせにいとこと一緒に』

洲崎｢ある物を買いに行こうと思ったけど俺一人で行くんちょっと恥ずかったから着いてきてもらっただけ！｣

Aが訳分からんって顔して、洲崎は真剣な顔でポケットに手を入れた。

洲崎｢ほんまはもっとちゃんとしたところでしたかったんやけど…｣

『……』

そう言って洲崎が取り出したのは指輪のケース。

『な、に…』

洲崎｢…A、俺と結婚して下さい｣

『…これ、買う為に？』

洲崎｢うん。まさかAに見られてるとは思わんかったしこんな事になるとも思わんかったけど｣

ほんまはもっと色々計画しとった、って微笑む洲崎。

Aの顔をちらりと見ると目にはめっちゃ涙が溜まってた。

『私…一人で勘違いして、怒って、あほやん…』

洲崎｢勘違いさすような事した俺が悪いからAはなんも悪ないよ。
…結婚、してくれる？｣

『っ、する……』

洲崎｢！｣

頷くのと同時に涙を零したAを洲崎がぐっと抱き寄せた。

山田｢おめでとー｣

洲崎｢あ、山田がおるん忘れてた｣

山田｢いや、酷過ぎ｣

✄ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｷﾘﾄﾘｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ✄

ちちゃんさんリクエストありがとうございました！

かなり遅くなってしまって本当に申し訳ないです！！！

なんかどっちも喧嘩というより彼女ちゃんが一方的に怒ってるだけって感じになってしまいました…。

思ってたのと違ったらすみません…！

是非またリクエストお願いします！