第62話 ページ15
Aside
先に出て行ってしまった2人の分のお代はマスターの指名により三橋に払わせて俺らはサ店を出た。
続いて向かったのは。
『…映画館』
勝手に館内に入ってしまった三橋はスクリーンの前に仁王立ちすると今井の名前を叫んだ。
『は!?馬鹿じゃねーの、他にも客居んだろ…!』
三橋「お前に映画なんて洒落たもんを見る権利は無いのだ!」
今井「てめぇいい加減にしろよ!」
『馬鹿!三橋降りてこいって!今井も!でけぇ声出すな!上がるな!!』
あーもう最悪だ…。
客からは怒号が飛び交う。
俺は諦めると明美の元に行った。
伊藤「ねぇ、さっき商店街で一緒に居たのって彼氏じゃないの?」
川崎「…違います」
伊藤「あっ、そう」
『そうだよなー、明美は二股なんかするような女じゃねーもん』
明美に後ろから抱き着いて、な?と問う。
川崎「Aさ…っ」
明美は暗い館内でも分かるほど顔を真っ赤にした。
『あれ、照れてる?明美かわいー』
川崎「か、かわ…っ!?」
からかえばより一層赤くなって否定する明美に思わずくつくつと笑う。
伊藤「Aって絶対たらしだよね…」
川崎「…たらしです」
『??』
なんか2人が俺の知らないところで共感し合ってる。
…なんの事かさっぱり分からんのだが。
映画館をぐっちゃぐちゃにして最悪の雰囲気にした今井は明美を連れて帰り、三橋はそれを追って出て行ってしまった。
俺と伊藤は何度も頭を下げ映画館を出ると一発ずつ殴らせて頂いた。
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香月なる(プロフ) - 美雨さん» いえいえ、ご指摘ありがとうございます!一応見返してるのですが結構間違えてるものですね…。また気付いた事があれば教えて頂けると嬉しいです。早く更新できるように頑張ります! (2020年3月22日 11時) (レス) id: 4194bddbe5 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - またまた続けてのコメントですみません。 物語パート1 〜一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2020年3月22日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 第68話のここの部分 やべやべ、ちょっと色々混乱してデカ目の独り言喋っちゃった。 (2020年3月22日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 第66話のここの部分 倉庫の中に明久の奴らに捕まってる今井が見えた。 これ正しくは開久ではないんでしょうか? (2020年3月22日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 第56話のここの台詞 『伊藤ちゃん顔赤いわよ?』 これ台詞の前の名前抜けてませんか? (2020年3月22日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香月なる | 作成日時:2019年8月7日 22時