【HQ!!】烏野の王子はマネージャー【男主】

Episode 6 ページ6

武田｢組めた！！組めたよーっ｣


『あ、武ちゃん先生』












その正体は今年度からバレー部の顧問になった武田先生。



バレーした事ないらしいんだけどなんかわたわたしてて可愛いんだよなぁ。














武田｢練習試合っ！！相手は県のベスト4！青葉城西高校！｣


菅原｢青城！？｣


『ひぇー、武ちゃん先生やるぅ』













最近はすっかり練習試合もご無沙汰だった烏野がまさかあの青城と練習試合なんてね…。



ほんと武ちゃん先生どんな手使ったんだろ。







でもどうやらその試合には条件があるらしく。











武田｢“影山くんをセッターとしてフルで出す事”｣












その言葉に部員が少しざわついて、龍之介は｢なんすか、舐めてんすか、ペロペロっすか｣と武ちゃん先生に詰め寄っていた。





青城でそんな条件突き付けてくる奴。



アイツしか居ないよなぁ…と1人の男の顔を思い浮かべて小さく溜め息をついた。














菅原｢…良いじゃないか、こんなチャンスそう無いだろ｣


田中｢良いんすかスガさん！｣


菅原｢俺は日向と影山のあの攻撃が4強相手にどのくらい通用するのか見てみたい｣













孝支が覚悟を決めたような顔でそう言った。














澤村｢……先生、詳細を｣














俺は孝支に近付くと頭を軽くぽんぽんと撫でた。














菅原｢！｣


『かっこいいねぇ、孝支は』


菅原｢…Aにそう思って貰えたなら良かった｣


『……ごめんね、孝支。アイツには俺からキツく言っとくから…』


菅原｢？？｣

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