Episode 40 ページ40
｢｢｢『…あ』｣｣｣
インハイ予選当日。
学校へと向かっていると、途中の交差点で旭、大地、孝支の3人と遭遇した。
『おっはよ、みんな』
澤村｢おう｣
菅原｢おはよ｣
東峰｢おはよう｣
東峰｢…………なぁ、いよいよ最、｣
菅原·澤村｢｢喋るな｣｣
東峰｢はぁ！？｣
『ぶっは！』
なんとも言えない沈黙が続く中センチメンタルな事を言い出そうとした旭の言葉を大地と孝支が遮ったのを聞いて思わず吹き出してしまう。
『旭はこう見えて夢見がちなとこあるからなぁ。ドラマとかでよく見るベタなやつやりたいタイプなのよね』
東峰｢い、いいじゃんか別に！｣
『そういうのってフラグになんだぞ』
東峰｢な！｣
澤村｢そうだ。俺達は今日1回戦も2回戦も勝って2日目に進むんだから今しんみりした話なんかしなくていいっ｣
菅原｢かといって明日しんみりした話する訳じゃないからな。明日も勝つんだから｣
澤村｢目の前の試合全部勝つ！今はそんだけ考える！｣
東峰｢……おお！｣
東峰｢頼りにしてんだからな！エース！！｣
大地がそう言って旭の胸を叩く。
なんだ、素でやってんじゃん。ドラマとかでよく見るやつ。
『そうだぞ！いっぱいかっこいいとこ見せてよね、エース』
東峰｢A…｣
菅原｢頼りにしてるのはAの事もだからな｣
『え？』
澤村｢そうだぞ。Aが居れば俺達はどこまでだっていける｣
東峰｢Aも含めた烏野男子バレー部、だもんな｣
『みんな…』
優しく微笑む3人に目の奥がジンとした。
『……なんか泣きそう』
菅原｢えっ、ちょっとやめてよ｣
澤村｢しおらしいAってなんからしくないな｣
『え、何それ。地味に酷くね？』
東峰｢まぁまぁ、早く行こうぜ｣
『もう！3人共大好き！』
そう言って3人まとめて抱き付けばしっかりと回してくれる3人分の腕にまた泣きそうになってしまう。
本番はこれからなのに俺はもう幸せな気持ちでいっぱいだ。
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香月なる(プロフ) - syuu.さん» ほんとですか！😳ありがとうございます！更新頑張ります💪🏻 (3月31日 11時) (
レス) id: 6f25cb8b24 (このIDを非表示/違反報告)
syuu.(プロフ) - 文章が分かりやすくてとても面白いです！これからも更新楽しみにしてます！ (3月31日 10時) (レス) id: aa189a2955 (このIDを非表示/違反報告)
- - BLフラグ立ててください (3月17日 22時) (レス) id: 547ecb22e4 (このIDを非表示/違反報告)
香月なる(プロフ) - そらと。さん» わわ、ありがとうございます…！憎めない可愛さ、みたいなのがあるキャラにしたいなーと思ってるのでそう言って頂けて嬉しいです🥹やっくんとの絡み自己満で終わってなくて良かった笑こちらこそこれからもこの作品を宜しくお願いします🙇♀️ (3月3日 21時) (レス) id: 6f25cb8b24 (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 初コメ失礼します！主人公くんが可愛すぎます...！やっくんとの絡みめっちゃ好きです！これからも頑張って下さい！ (3月3日 14時) (レス) @page36 id: c24869631b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香月なる | 作成日時：2023年8月27日 0時
