Episode 13 ページ13
影山side
田中｢それにしてもよーあの優男のサーブ凄かったなぁ。さすがAさんと影山と同中の……あれ？っていうか、影山ってなんで烏野に居るんだっけ？｣
帰っていると田中さんがそんな事を訊いてきた。
田中｢県内一の強豪っつったらやっぱ白鳥沢だろ｣
日向｢しらとり？｣
『白鳥沢学園っていってね、全国でも必ず8強に食い込むくらい強い学校があんの』
日向｢ほー！｣
影山｢Aさんが烏野に進学したって聞いたんで｣
コイツ白鳥沢も知らねぇのか、と思いつつ口を開くと何故か一瞬時が止まった。
田中｢…えっ、え？マジでそれだけの為に？｣
影山｢まぁ…後は引退した烏養監督が戻って来るって聞いたから｣
菅原｢入部した時さ、Aにトス上げるためにセッターになったって言ってたけどあれってもしかして本気？｣
影山｢はい。Aさんにトス上げたくてセッターになったしAさんになりたくていっぱい練習しました｣
『えぇー何それ可愛いー好きー』
Aさんにぎゅっと抱き締められ、心臓がドキッと跳ねる。
日向｢あの…Aさんってそんなに凄いんですか？｣
『うは、それ本人に訊くの？』
日向｢あ、す、すみません！でも正直ピンと来なくて…。俺Aさんのプレー見た事無いし｣
影山｢Aさんは北川第一のエースだった。正確無比なスパイクが1番の武器だったけど、レシーブもサーブもトスも誰よりも上手かった。俺はそんなAさんに憧れてAさんみたいになりたいって思うようになった｣
『わは、照れる』
Aさんが冗談めかしてそう言うと2年3年の先輩方が一斉に頷いた。
澤村｢いや…正直A程凄い選手は見た事無いな｣
菅原｢初めて見た時こういうのを天才って言うんだろうなって思ったもん｣
田中｢中学の時から月バリ載ったりしてましたよね？俺見た事あります｣
『えっ、やだ何みんなして。そんな褒めても何も出ないよ？俺今日お金持ってないし』
それだけじゃなくて、このルックスで成績も優秀で。
周りの人の事も良く見ていて気配りを欠かさない。
誰かの悪口を言ってるところも誰かに悪口を言われてるところも見た事ない。
影山｢そんなプレースタイルと完璧過ぎる程出来た性格、このルックスで付いた異名は“コート上の王子様”｣
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香月なる(プロフ) - syuu.さん» ほんとですか！😳ありがとうございます！更新頑張ります💪🏻 (3月31日 11時) (
レス) id: 6f25cb8b24 (このIDを非表示/違反報告)
syuu.(プロフ) - 文章が分かりやすくてとても面白いです！これからも更新楽しみにしてます！ (3月31日 10時) (レス) id: aa189a2955 (このIDを非表示/違反報告)
- - BLフラグ立ててください (3月17日 22時) (レス) id: 547ecb22e4 (このIDを非表示/違反報告)
香月なる(プロフ) - そらと。さん» わわ、ありがとうございます…！憎めない可愛さ、みたいなのがあるキャラにしたいなーと思ってるのでそう言って頂けて嬉しいです🥹やっくんとの絡み自己満で終わってなくて良かった笑こちらこそこれからもこの作品を宜しくお願いします🙇♀️ (3月3日 21時) (レス) id: 6f25cb8b24 (このIDを非表示/違反報告)
そらと。(プロフ) - 初コメ失礼します！主人公くんが可愛すぎます...！やっくんとの絡みめっちゃ好きです！これからも頑張って下さい！ (3月3日 14時) (レス) @page36 id: c24869631b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香月なる | 作成日時：2023年8月27日 0時
