第37話 ページ38
Aside
朝、理子と登校していると本屋で立ち読みしてる金髪を見付けた。
理子は三橋の元へと駆け寄って行った。
理子の三橋への気持ち(勝手に思ってるだけ)に気付いた俺は成り行きを微笑ましく見守る。
赤坂「さんちゃん!立ち読みなんかしてると遅刻するわよ」
三橋「あ?あぁ理子か。Aも居んじゃん」
三橋が俺にも気付いたから挨拶がわりに、よっと片手を上げといた。
赤坂「はいはい立ち読みストップ」
三橋「馬鹿!良いとこなんだよ!ここで止めるとか有り得ないから!」
2人の言い合いに何故か本屋の店員まで入って来て、謎に三橋と店員の話が盛り上がり始めた。
呆れた理子は「もう知らないよ」と言って戻って来てしまった。
『良かったの?三橋と一緒に行かなくて』
赤坂「な、なんで?」
『いや、行きたかったんじゃないかなーと思って』
赤坂「わ、私はAと行きたいから良いのよ!ほら行くわよ!」
『はーい』
恋する女の子は可愛いなぁ。
思わず頬が緩む。
今井「理子さん!」
理子の可愛さに浸りながら歩いていると聞き覚えのある馬鹿でかい声に呼び止められた。
そこにはやっぱり今井と谷川。
赤坂「あっ、今井くんおはよう」
『谷川もやっほ』
片手を上げたら同じように返してくれた。
あー、谷川も中々の癒し要因だな。
今井「理子さん」
赤坂「はい」
今井「あの、その、えっと」
赤坂「はい」
今井「あのですね、そのー…」
『なんなんマジ、はよ言えて』
中々切り出さない今井に痺れを切らして呟くと「やっぱり駄目だ!」と何かを諦めてしまった。
今井「Aに見られていると思うと何故か心が…」
谷川「それ絶対好きですよね?多分今井さんの好きな人って理子さんじゃなくてAですよ」
後ろを向いてひそひそと2人で何かを話すと急に振り返った。
『……何?』
今井「A!俺と!付き合っ」
『無理。理子行こ』
今井「えっ………」
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香月なる(プロフ) - 美雨さん» 駆け寄って行って言った、という事です!分かりやすく書き直しておきます…!ご指摘ありがとうございます! (2020年3月22日 11時) (レス) id: 4194bddbe5 (このIDを非表示/違反報告)
香月なる(プロフ) - 美雨さん» 京子達を倒しに来たヤクザのチンピラです!分かりにくくてすみません…! (2020年3月22日 10時) (レス) id: 4194bddbe5 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 第9話のここの部分 京子達と二人の元へ駆け寄って言った。 これ正しくは駆け寄って行ったではないんでしょうか? (2020年3月21日 22時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 第8話のここの台詞って誰の台詞なんでしょうか? 「おいてめぇら!これで済むと思うなよ!…うぅ!」 (2020年3月21日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
香月なる(プロフ) - うららさん» ホントですか?嬉しいです。ありがとうございます! (2019年7月27日 11時) (レス) id: 4194bddbe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香月なる | 作成日時:2019年5月17日 17時