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今日は珍しくハニトラ係として仕事をする。
相手はまぁヤのつく仕事の人なんだけど、そこの幹部の人をやれとのこと。
まぁ梵天の傘下のところなんだけど、切り捨てでもう必要ないらしい。
その傘下のところにつくと、話は既に通っているのかその幹部の部屋に通された。
香水を内ももと手首に振りかけ、気を引き締める。
その後、他愛もない話をして、そろそろやってやろうと背中に隠していた拳銃に手を伸ばす。
幹部｢そうか、そんなことがあったのか。｣
A『えぇ、それに関しましては…』
バレないように安全装置を解除する。
腰から引き抜こうとしたその時だった。
突如、後ろから口元にガーゼを被せられる
A『っ！？』
幹部｢ふふっ、悪いね、そう易々とやられる訳にはいかないんだよ…｣
やばい、はめられた。
意識が…遠の、いて…
_____________
…目を覚ますと、そこはどこかの廃工場のようだった。
無意識に昔のことを思い出す。
あーあ、前は起きた時ふかふかのベッドだったのになぁ。
そんなことを考えていると、がらがらっと戸の開く音がして、さっきの幹部が部下を複数人連れて来た。
A『…こんなことして他が黙ってないわよ。』
幹部｢ははっ、よく喋る口だ。その前に君を殺せばいいことだ。｣
気持ち悪い手が体を触ってこようとしたので、足で思いっきり蹴る。
その力で体を起こして立ち上がった。
腕を縛られているのがどうも不便だ。しかも鎖だし。
蹴ったことで怒ったのか、頬を思いっきり殴られる。
その反動で床に顔から突っ込み、鼻がじんじんと痛んだ。
あー、鼻折れたかな、てか血ぃでてんじゃん。
やりやがったな、このジジイ。
幹部｢ふん、この生意気な小娘が。調子乗りやがって。｣
そう言うと、幹部のやつは拳銃を手にして驚きの事実を口にした。
幹部｢俺はな、お前が殺した友紀の父親だ。｣
A『……は？』
いま、こいつなんて言った？
友紀の、父親…？
A『な、んで…』
幹部｢よくもうちの可愛い娘を殺してくれたな。これはその償いだと思えよ。｣
可愛い娘？
毎日暴力を奮って、友紀の成績と内申にしか興味がなくて、その可愛い娘の中身を見ようともしなかった社会不適合者のくせに、？
何かが切れる音がして、拳銃を引き抜いて鎖を撃ち、そいつらに向き直った。
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りんご - めっちゃ面白いです！応援しています！ (2021年9月10日 21時) (
レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
千波耶(プロフ) - 蛙パーカーさん» ありがとうございます！頑張りますね！！ (2021年8月30日 21時) (レス) id: bb0f1f8bad (このIDを非表示/違反報告)
蛙パーカー - 滅茶苦茶面白いっす！本当最高っすね！これからも応援してるっす！ (2021年8月7日 14時) (レス) id: b75236f17d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千波耶 | 作成日時：2021年8月5日 21時
