マネージャー兼艦娘です (ページ48)

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斑鳩side

バレー部の皆に迷惑をかけてばっかりで

本当に酷い事してしまった

それに、提督にも。

金剛「斑鳩！お疲れ様デース！
提督も心配してましたヨ」

斑鳩『金剛……ごめんね
私せいなのに、気を使わせて』

金剛は優しく笑ってくれる

金剛「斑鳩、私も目の前で仲間が
沈んだ時がありマース」

金剛は、私が着任する前から、

この鎮守府の初めての戦艦としてここにいる

だから、そんな事があっても不思議ではない

金剛「私の僚艦として、
出撃してくれた子デース
まだ、軽空母が1人しかいなくて、
でも大きな機動部隊が出現した時デース」

斑鳩『金剛をかばって……？』

そう聞くと、悔しそうな顔をして言った

金剛「No、他の駆逐艦をかばってデシタ
姉妹艦で、体が勝手に動いていたそうデス」

私もきっとそうなりマース、そう呟いた

斑鳩『そっか……』

金剛「私はとても辛かったデス
姉妹艦の子も、毎日泣いていました
私がいなければ、彼女は助かったって」

私と同じ状況。

考えるだけで辛くなる

金剛「でも、彼女の分まで生きようって
そう考えて見た。そしたら、
もっと強くなれた、そう言ってましたよ」

金剛のいつもの笑顔

やはり、皆に頼られるような

優しくて、強い艦娘なんだな

斑鳩『ありがとう、金剛
なんだかやる気出てきたよ！』

金剛「イエース！
でも今日は休んでもらいマース！
ほら、布団に入って！」

斑鳩『うん、明日には
復帰するって提督にいって
これだけはお願い』

早く元気になって、バレー部の皆に

あって、謝罪しなければ

金剛「了解デス！
じゃ、また明日！」