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天童side
少し前、高校に入った頃の話
深海棲艦が海を行き交っていて、
海に近づくことが出来なかった
それでもまだいい方だった
他の国では深海棲艦に
シーレーンを破壊されたり、
殺された人が沢山いる。
でも、日本は艦娘と呼ばれる少女たちが
沢山いるらしい。
その艦娘を、いちどだけ見たことがある
テレビで放送されていた
艦娘の着任式だったかな。
皆華奢で可愛い子ばっかりだった。
そんな人達が命をかけて戦っているなんて
驚きだった
その中でも、大和と呼ばれる少女。
可愛い顔に似合わない巨大な大砲
大和「戦艦大和、推して参ります」
何故だか、辛そうで、でも嬉しそうだった
牛島「艦娘か、1度本物を見たことがある」
五色「あ、俺もありますよ!」
懐かしそうに若利くんが言うと、
思い出したように工が言う
瀬見「どんな人だった?」
牛島「第二十八回目の着任式だったか、
父が連れていってくれた
扶桑、という艦娘だった
黒髪の美しい女性だったぞ」
瀬見「へー!見てみたいなー!」
斑鳩side
今の雰囲気はとてもこわい
私も艦娘だとバレそうで。
着任式は任務で出たことがないから良いものを、
少し心配で仕方ない
五色「俺もちっちゃい時見に行きましたよ!
確か、高雄と愛宕って言う姉妹でした!」
瀬見「どんな人だったんだ?」
五色「とっても可愛い人達でしたよ!
黒髪と金髪でした!」
高雄と愛宕、そして摩耶、鳥海
あの4姉妹とは何度か任務で
一緒になったことがあったな、
今度の大きな休みに皆に会いにいこうかな
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作者名:きぬがさたけ | 作成日時:2018年11月25日 18時