貴方はドS《 日高 光啓 》

過去の話 ページ29

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與｢前から一目惚れしてたんや。Aちゃんに。｣









日｢前からって…｣









與｢入学式の日や。俺とAちゃんはちょうど
帰り道が一緒やったんや。

そんで俺が帰ろうとしたら、、

Aちゃんは男の先輩達に声かけられてたん。

最初は普通に話してるとちゃうのかなって
思っとったら明らかに普通に話しとるような
雰囲気じゃなかったんや。

心配で少し様子を見とったらAちゃんが、、
襲 わ れ そ う に な っ て て…、
そこで俺がAちゃんを助けたんや。
それと同時に一目惚れもしてもうた。｣









日｢そんなことが…、、｣









與｢それからも俺はAちゃんを
目でおうようになってて、、

でも、俺のことは忘れられてたん。
そんで日高と付き合うって聞いてから、
表では応援する、とか言っとったけど、
裏ではいつからか俺は狂い始めてしまったんや。｣









日｢その男の先輩達がしようとしてたことと、
真司郎、お前がAにしてたことはほぼ
一緒のことなんだぞ？

自分の好きな奴を傷つけてどうすんだよ。。｣









與｢っ、、





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ごめん。｣









日｢謝る相手、間違ってる。｣









與｢Aちゃん、ほんまにごめん。｣









A｢…うん、！｣









與｢これからも日高と仲良くしてな？｣









A｢それはもちろんだよ！！｣









與｢じゃあ、俺は帰るな？｣









日｢おう！｣









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