光属性の彼女はナイトレイブンでにいくようです‎( ｰ̀֊ｰ́ )✧︎ ‎【Puattro】 (ページ25)

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ジャックside

あの事件が終わって次の日から

ラギー先輩のようすがおかしい

レオナ先輩の面倒を見ている時だって、受け答えはしっかりしている

だが最近、ボーッとしてる事が多かった

様子がおかしいのは
寮の違うエペルもそれに気づくぐらいだ
あまりそういう所を見せない人だから以外だったんだろう

ジャック｢ラギー先輩｣

ラギー｢？なんスか？ジャック君｣

ジャック｢その、最近、疲れてるんですか？｣

ラギー｢え？｣

ジャック｢なんか、ボーッとしてること多いなって｣

ラギー｢え、、、そんな事ないっスよ！
ほら、ジャック君次飛行術でしょ、早く行った行った〜｣

ジャック｢おわっ、ちょっ、ラギー先輩！｣

後ろを向くと
逃げていく先輩の背中が見えた

ジャック｢、、、｣

ラギーside

【中庭】

ラギー｢ふぅ｣

【椅子に腰を下ろし、ラギーが持つには豪華で女性らしいペンダントを胸元から取り出し太陽にかざす】

何故か、いつもこの宝石を見ると
不思議と胸が苦しい

あのことがあったあと、俺は直ぐに走って元の場所に戻った

いや、戻っていた

本当に無意識だった、気づいたらそこに着いていて
何かを探していた

それが何なのかよく分からないまま

その時に、このペンダントをみつけた

ラギー｢っ、まぶしっ｣

こんな綺麗な宝石みたいな色

俺は知ってる

宝石じゃなくて
宝石みたいで、もっと綺麗で、月の輝く夜空のような、、

ﾁｸｯ

ラギー｢ははっ、こんな事考えるなんて
らしくねぇ〜スね｣

でも、あの日から、俺の中の何かがごっそり削られてしまったような気がする

大切な何かを

忘れてはいけない、離してはいけない何かを

眠い、、

【ラギーは目をゆっくり閉じて眠った】

『ラギー先輩_________』

ラギー｢、、、る、、な、、、｣

【そう呟きながら起き上がると、時計に目を向ける】

ラギー｢やべっ！、、ってもう授業始まってる！？

ってあぁ！レオナさんも授業連れて行かなきゃなのに！｣

【ラギーは急いでその場を去った】

ｻｻｯ

マレウスside

【保健室】

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

【保健室の扉を開けて中に入る】

ｼｬｯ

【カーテンを開けるとそこには足を組んで座っているレオナの姿があった】

レオナ｢、、ちっ、何しに来た｣

マレウス｢寮長が自分の寮生のお見舞いに来て何が悪い？
気に入らないならお前が出ていけばいいのではないか？｣

レオナ｢あぁ？｣