幸せの花Part5 (ページ9)

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病院ページ9

優子side
5時過ぎ、カルテ整理もあと少しで終わる。
彩「ただいまー」
智「ただいま」
優「おかえり…お疲れー」
智「はぁ…」
智がソファーに勢いよく座った。
少し前、小児科医が二人急に異動で一人辞めたから負担が大きいんだと思う。
彩「佐江は？」
優「病室行ってるよ…もう戻ってくると思うけど」
彩「そっかぁ」
佐「ふぅ…」
優「おかえり」
佐「ただいま」
佐江も帰ってきて隣に座った。
優「ん？電話だ。
…もしもし」
救「優子先生ですか？
…今からAちゃんと亜美ちゃん搬送されてきます」
優「え！？…すぐ行くね」
彩「どうしたの？」
優「Aと亜美が搬送されてくるみたい(汗)
…行ってくるね」
彩「行ってらっしゃい(汗)」
私は救命に向かった。
～初療室～
白「あ、優ちゃん」
この子は白石恵。
ほかにも緋山美帆子や冴島はるかも救命にいる。
みんな私たちと仲良しなんだ。
緋「もうすぐ来るよ」
～2分後～
冴「高橋Aちゃん9歳。喘息でてます。
…もう1人は高橋亜美ちゃん6歳です」
緋「亜美ちゃん大丈夫だよ」
亜「ヒック…うぅヒック」
優「亜美おいで？」
亜「優ちゃん…うえぇぇぇぇぇええん！」
優「よしよし…大丈夫だからね」
私は亜美を抱っこして声をかける。
白「Aちゃん分かる？」
A「白石先生」
白「もう大丈夫だからね…ちょっと点滴させてね」
めぐちゃんがAの手にゆっくり針をさした。