幸せの花Part5 (ページ5)

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助けて！２ページ5

亜美side
Aちゃんと歩いていたら男の人が来た。
私がずっとやられてた人(汗)
Aちゃん叩かれてる。
どうしよう…怖くて何もできない。
そう思っていた時Aちゃんが私を抱き上げて走り出した。
男「逃げられないんだぞ」
私は目を閉じ、Aちゃんにしっかりしがみつく。
Aちゃんは走るのがとっても早い。
男の人からどんどん離れていく。
そして、建物の陰に隠れた。
A「ハァハァ…亜美けがしてない？」
亜「だい、じょぶ」
A「よかった…でもね、ここもそのうち見つかるよ。
…だから警察に連絡するからね」
亜「うん」
Aちゃんはカバンの中から携帯を取り出した。
電話をかける間もしっかり私の手を握っていてくれた。
A「もしもし…男の人に追われててすぐ来てください。
…妹も一緒なんです」
Aちゃんは警察の人と話してるみたい。
A「はいわかりました」
そういって形態をカバンに入れた。
A「亜美、よく聞いてね？
…今から3分後にここからでるよ。そして、公園で警察の人と待ち合わせるね」
亜「でも…」
A「大丈夫…亜美はしっかり私に捕まっててくれたらいいから。
…絶対守るから」
Aちゃんはそう言ってぎゅっと抱きしめてくれた。
A「………3分立った。
…亜美抱っこするね」
亜「(うるうる)」
A「よいしょ…亜美には絶対痛い思いさせない！
…行くよ」
この時のAちゃんの顔はたぶんずっと忘れないだろう。
今までで一番優しくて頼もしい顔だった。