ポートマフィアに入社してきたのは、川端康成の孫でした。

初任務、いざ出陣！ ページ18

「失礼します。」

緊張の面持ちでAと中也はポートマフィアの首領(ボス)である森鷗外の部屋に這入った。
「Aくんは、此処に来たのはポートマフィアに這入って来た時以来だね。」
「………そう、ですね。」
「首領(ボス)。早速任務の件を。」
「嗚呼、そうだったね。二人にはね――――。」

遊園地を偵察してきて欲しい。

(………は？)
思わず素の声が出そうになった。
「嗚呼、別にエリスちゃんの監視をしろとかじゃあなくて……。遊園地と言う華やかな場所(フィールド)に人身売買をしてるとか言う根性のある輩がいてね。」
「……殲滅させても構いませんか。」
「うん、構わないよ。」
「処で、首領(ボス)。何故Aを………？」
「あー、勘違いしないでね中原君。怖いよ中原君。彼女にはね、人身売買をしている組織の囮になってほしいんだよ。」
「えっ……？」
「ああ、気にすることはない。どうしても無理だったら監視とかでも構わないし。まあ、A君にして欲しいのは、輩の人身売買の生贄になって、其れを中原君が助けに行く。勿論彼女には、発信機を取り付けてね。彼女の美貌が輩どもの目に焼き付かないわけがない。きっと食いついてくる。囮になるかどうかは、本人に決め――――――――。」
「やっ、やります！」
「………！」
「私、今までまともにポートマフィアとして働いたことがないでしょう？でも、此れで役に立つなら……！」
「し、然しA。敵組織に潜り込むなんて、そうそうじゃ出来ねェよ？…遣ってみるか？」
「はいっ、勿論！其れで首領(ボス)。お願いと言っては何ですけど……。」
「何だい？」

この任務が終わったら、中也さんと、椿ちゃんと一緒に、遊園地に行ってもいいですか!?

「…………ッ！」
「嗚呼、いいよ。楽しんできてね。まあ、成功したら、だけど。」
「が、頑張ります！」

こうして、３人のアソビを賭けた任務が開始された―――――。

＜あとがき＞
やっほー！すごい勢いで書いちゃった！紫吹桜でーす。
でもあとがきのネタがないなぁ………。
あ、私、前売り券買いに行ったんですよ！二枚！
いやあ、家宝です★
これぐらいしかない……。じゃっあね〜！バッハハーイ！

いざ、初任務！　Part１！→←名も無き儚い時間。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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西 - この方角に福があるはずです

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おみくじ結果は「末凶」でした！

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