Ｎｏ．13 ページ15
まず私たちは敵に見つからないように非常階段を駆け上がっていくのだけど…
ロイ「はぁ、はぁ、
何階あるんだよ!!ここはよォ!!」
さすがに体力があるロイでも長い階段を登ることに対して少し苛立っている様子だった
そんなゾアはロイの疲れた態度に苦笑いしながら
ロイに向けて言うのであった
ゾア「非常階段を使おうって
言ったのはロイなんだから文句言わないでよ」
ロイ「うるせぇっ!!
こんなにあるなんて思わなかったわ!!」
ギャンギャンと喧嘩しながら上に駆け上がる中
私は長い階段を見上げながら呟いた
「警備セキュリティがある階は何階なんだろう?」
メテオ「200階だ…」
突然後ろから声がして振り返ると
そこにはいつの間にか出てきていた
十二星座の一人.蟹座のメテオの姿があった
ロイ「うわっ!びっくりした…急に出てくんなよ」
あとから気づいたロイ達も驚きを隠せず
足を止めてメテオの方を向いていた
メテオ「俺はずっといたぞ」
ゾア「え、いつ…」
ゾアの質問にメテオは真顔のまま答える
メテオ「階段の最初から」←
ロイ「それなら声かけろ!!!
それはそうとなんでお前、息切れしてないんだ?」
ロイはメテオの発言にツッコミを入れながら
何故息を切らしてないのか疑問に思った
メテオ「(俺の)作った
(サポートアイテムで駆け上がって行ったんだ)」
「何を?」
言葉足りずのメテオにAは首を傾げると
ロイが何となく足元を見る
するとメテオの足元にはブーツのような
サポートアイテムを装着していたのであった
ロイ「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!?コイツ
サポートアイテム使ってやがる!!」
そう叫ぶとメテオは眉間に皺を寄せ
「何を言ってるんだコイツ?」という風に見ていた
メテオ「だからそう言ってるだろ」
ロイ「いや、言ってねぇよ!?」←
続く
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だしこんぶ - 超面白いです！！更新頑張ってください！ (2020年5月29日 16時) (
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2020年5月24日 17時
