Ｎｏ．10 ページ12
エレベーターで降りていく中
Aたちはオロオロしながらロイたちに聞いた
「もうだいぶ過ぎちゃったけど…大丈夫かな?」
ロイたちはそんなAを
安心させるように優しく問いかけた
ゾア「大丈夫だよ、きっと…
みんな許してくれますよ…多分…」
ロイ「そうだぞ!!
なんせ俺たちのプリンセスだからな」
「そうだといいんだけど…」
やっぱり少し不安があるし…
それになにか嫌な予感が……
そんな時
「キャッ!!」
ロイ「なんだ!!」
突然エレベーターが揺れて止まってしまった
体のバランスを崩してしまい転けそうになると
近くにいたゾアが抱きしめて何とか
怪我をしなくて済んだ
するとエレベーターから放送が流れてきた
どうやら敵が潜入してきて全てのエレベーターが
止まったみたい
ゾア「と、閉じ込められた!?」
ロイ「管理ボタンがあったはずだ
それを押して出るぞ!」
エレベーターのSOSボタンを押しても
何も応答がなかった…
何度も押しても誰も出てこない…
ゾア「ダメ、応答しない」
ロイ「まじかよ」
私はその間にみんなに電話しようとしたけど
連絡がつかない…
「ダメ、電話が繋がらない」
どうしてこんな事に…
不安が大きくになっていく中
ゾアが慌てながらここから何とかして出ようと
私たちに言う
ゾア「と、とにかくここから脱出しよう」
ロイ「どうやってだよ!
エレベーターのドアが開けたとしても
壁の可能性があるぞ」
確かにその通り…
でもきっとどこかに…ッ!
私は当たりを見渡すとエレベーターの天上に
蓋らしきものを見つけた…
あれをこじ開ければ!!
「ねぇ、ロイ
天井あれ抜け出せない?」
私はロイにそう言いすぐにロイは気づいて
ジャンプをし片足で天上の蓋を蹴り飛ばしたし
ストンっと着地に成功した
ロイ「よっっ、と…うわ…
結構あるけど…どこで降りるんだ?」
「とにかく近くにあるところで」
ロイ「OK」
ロイは舌なめずりをしてロイの目の前にある
階に手を当てて開けようとした
ロイ「ふんっっっっっ、
ぐぅぅぅあああああぁぁぁ!!」
中々開かない扉にロイは苦戦していたが
さらに力いっぱい入れると徐々に開いていき
ようやく開けることができた
ロイ「ﾊｧ…ﾊｧ……あ、開いた…ぞ」
ゾアはAを抱きあげて
エレベーターの天上裏に登った
すごい汗だくのロイを見た
ゾアは思わず口に出してしまった
ゾア「オイルさん握力落ちた?」←
ロイ「うるせぇ!!?(怒」
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だしこんぶ - 超面白いです！！更新頑張ってください！ (2020年5月29日 16時) (
レス) id: c08594d183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2020年5月24日 17時
