Ｎｏ．278 ページ8
すると予想もしない答えが来た
オバ「……ふぅ
全くヒーローは人に機微に敏感ですね
わかりました」
2人「「！」」
オバ「お恥ずかしい話です
人目がつくし……こちらに来てもらえますか」
通(何があっても俺が対処する
その子を連れて去るワケにもいかない
緑「……(ｺｸ」
するとエリちゃんから驚く言葉を言われる
エリ「おにいちゃん…
Aおねえちゃんを……たすけて…」
緑「！？」
A！？
僕は驚きを隠せなかった
行方不明になっていた僕の彼女が…
死穢八斎會にいる…！！
エリ「おねえちゃん…わたしをにがしてくれたの…
だからたすけて…」
僕はエリちゃんを強く抱きしめ頭を撫でて言う
緑「わかった…必ず助けるから…
だからそれまで…(ボソッ」
オバ「実は最近
エリともう1人の娘について悩んでいまして
何を言っても反抗ばかりで」
虐待……？
もう1人…Aの事だ
通「子育て……ですか…大変ですね…」
オバ「ええ、難解ですよ子供は
自分が何者かになる･なれると本気に思っている」
エリ「!!」
するとエリちゃんは僕の腕から離れ
治崎の所に戻った
緑「え……！？」
オバ「なんだ…もう駄々は済んだのか？」
エリ「………(ｺｸ」
緑「え、あの…エリ？…ちゃん……？」
なんで…！
オバ「いつもこうなんです、すみません
悩みまで聞いてもらってご迷惑をおかけました
ではお仕事頑張って」
緑「待って…!!なんで……」
僕は追ようとすると
僕の肩に通形先輩の手で止められた
通「追わないよ、気づかなかったかい
殺意を見せつけてあの子を釣り寄せた
深追いすれば余計に捉えづらくなる
サーの指示を仰ごう」
確かに、通形先輩の言う通りだ…でも！
緑「通形先輩…
エリちゃんからあることを聞きました…」
僕はもうひとつ理由がある
それを通形先輩に言う
緑「A…
行方不明になっていた天ノ川Aさんが
死穢八斎會にいるかもしれません」
通「なんだって！？」
緑「僕が抱き上げて治崎と話をする前
エリちゃんから言われたんです」
─『…おにいちゃん…
Aおねぇちゃんを…たすけて……』
─『おねえちゃん、
わたしをにがしてくれたの…だから、たすけて』
Aがいることを教えてくれた
ようやく見つけることが出来た
Aの居場所を！
通「わかった、このことサーに言おう」
緑「っはい!」
もう少し待ってて…A、エリちゃん
必ず助け出すから!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
