Ｎｏ．308 ページ38
するとこちらに向かって銃を発砲する男性がいた
通形は個性を使って銃弾をすり抜かし
ファイは炎術を使い、体を炎にして銃弾を差せた
それを見た男はファイたちに向かって問いかける
音「どういう”個性”だ?」
すると急に俺たちはその問いに答えた
通「『透過』!!発動中は
あらゆるものがすり抜ける!」
ファイ「個性は『九尾』九尾になることや
術を使うことが可能だ!!」
口が勝手に動いたことで2人は驚いていた
ファイ／通「「!?(口が勝手に!)」」
音「どこから湧いたかと思ったら…
なるほどそれならミミックたちも
スルーできるというわけか」
酒「ヘッタクソ外してんじゃねェや!!
酔っぱらってんのかァア!?」
音「それは君だ」
酒「俺かぁ」
音「君は黙ってこの特別な私を
サポートしていれば良い」
2人の様子を伺いながら通形に奴の個性を伝える
ファイ「…本音 真。
個性は『真実吐き』
アイツに問いかけられたら
強制的に本心を語らせる、気をつけろ」
通「『強制的に喋らる』…って…
全線に経つタイプじゃ…ないね…!」
そう言っている中、
音本がファイ立ちに目掛けて撃ってくる
音「故に、他の使い捨てとは違う
私は八斎會の中で唯一!
若の野望に寄り添うことを許させた身!!」
ファイ「実の娘とAを使って何が野望だ!!」
そう言ってファイは術を使い、
黒い鞭で器用に拳銃の弾をはじき飛ばした
それを聞いた音本は少し黙ってから答えた
音「………?…ああ───
物事を円滑に進めるには情など不要
君たちもよくわかっているだろう
壊理さんと遭遇した際
君達は物事を円滑に進めるために
一度”見過ごした”のだろう?
折角、天ノ川さんが命懸けを無駄にした」
音本は再び”個性”を使い2人に問いかける
ファイ／通「「─────そうだ……」」
音本の問いかけに答えた2人は
彼の言葉で後悔の気持ちが揺らぎだした
音「そして大方我々の計画を察知し
後悔
壊理さんと天ノ川さんをたすける?
壊理さんと天ノ川さんを蓑にして
自分たちが楽になりたいだけだろう」
それを聞いたファイと通形は
絶望した顔を現していた
そしてオーバーホールたちが
暗闇の方へって進む中、音本は叫ぶ
音「見よ酒木、行ってしまう!
私は若の野望!
若に必要とされている!
ついて行かねば!共に歩み!
成就の喜びを分かち合うのだ
さァ!!さァ!!」
そして酒木がファイたちに目掛け
ナイフを複数投げつける
音「逝けよ邪魔者!」
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
