Ｎｏ．307 ページ37
再び時は遡り通形とファイは
わずか2分で追いついたのだった
通「すいませんね……
やっぱり少し話させてくれませんか」
オバ「あの時の…」
ファイもちょうど
同じタイミングで彼らに追いついた
そしてバーボンが持っているAの姿を見て
怒りを憐れをしていた
瑠璃「あれ？もう来たんだ」
バーボン「可笑しいな…
すぐ来れるはずなかったんだが…
入中って奴は何してるんだ」
ファイ「…近道したんだよ
その子たちを保護しにな…
てめぇら…Aに手出してねぇだろうな(ｷﾞﾛ」
瑠璃「さァ…それはどうだろうね」
そう言ってAの首筋を手を置いて
彼らに2人が付けた契約の紋章を見せつけてきた
Aの首筋には、最初された桜の紋章と
それに加えて蔓のような模様が
首筋に巻き付くような感じに現れていた
それを見たファイは仮面で顔が隠れて見えないが
青筋を浮き出していたことがわかる
するとオーバーホールが口を開いた
オバ「………事情がわかったら
ヒーロー面か”学生”さん
あの時は見て見ぬふりをしていたよな
おまえに保護されるなんて
この子は望んじゃいない」
するとそれに同情するように
バーボンが話し始めた
バーボン「そうそう…
折角、Aが逃がしてあげたのに
君たちは助けようとしなかった
この餓鬼にとってお前らはヒーローじゃない…
もちろん、Aもな」
ファイは拳を強く握りすぎて
血が少しだけ溢れていた
通形はそのまま彼らを見つめていた
瑠璃「伝わらないのかな?
まぁわかりやすく言うなら…」
怒りを達したファイはバーボン達に目掛けて
走っていくに連れて通形も走り出した
瑠璃／バーボン「「死ぬってことだよ(ニヤ」」
すると視界がぼやっとし始めて2人は
壁にぶつかってしまった。
通「何っ……!」
ファイ「急に…平衡感覚が…!」
すると上から声が聞こえてきた
？「ヒャヒャヒャヒャ!
よっはらっちゃったかァァ﹏﹏﹏!?」
ファイはぼやっとする中、その正体を見た
ファイ「ッ!?(アイツは酒木泥泥!!)」
酒木は酒を飲みながら話し始めた
酒「ウィィィ
足元がおぼつかっおぼつかれねェェなァァァ!?
俺もだよ!!だから道は歩かねェェェ!
俺に近づくなよォ酔っぱらいがうつっちまうぞ!」
通「(こいつの個性か!
エリちゃんと天ノ川さんがすぐにいるのに…
こんな奴にやられている場合じゃ)」
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
