Ｎｏ．300 ページ30
その頃、Aはエリの髪を結ぼうとしていた
「エリちゃん、今日はどんな髪型にする？」
エリ「お母さんがしてくれるなら
わたしはなんでもいいよ」
そう言って笑顔で答えるエリ
なんでもか…
ちょっと困る答えだけど…(。-`ω´-)ﾝｰ
あ、そうだ！
「じゃぁ…今日は兎さんの髪型にしてようか」
エリ「いいの！」
「うん(ニコ」
エリは兎が好きだ
だから、それにしようとエリの髪を優しくといていると扉が開いた
そこにはオーバーホール、クロノ
そして、ルリとバーボンがいた
珍しい人達が来たことにAは警戒して
エリを守るように抱きしめる
瑠璃「おや？
そんなに警戒しないでくれないか
今回は君たちを別の家に
引越しするだけだから(ニコ」
そう言ってAの元に来るルリ…
そう思っている間
いの間にかクロノがAを抱えていたエリを奪う
Aは慌ててエリを取り返そうとするが
バーボンに抑えられてしまう
エリ「い、いやっ！おかっ」
オバ「エリ…」
エリ「(ビクッ」
オーバーホールがエリの名前を呼び低い声で言う
オバ「言うこと聞け…エリ」
するとエリは黙って頷く
Aはそんなエリちゃんを見ていると
バーボンが耳元で囁いて言う
バーボン「Aも来てもらうからな」
「……っ…」
Aの心は恐怖に変わった
だってバーボンとルリの顔が
今まで以上に壊れていたのだったから
まるで愛しそうな目で
彼らの目には光がなかったから…
そしてバーボンは
Aの首筋を叩いて気絶させた
クロノ「行きやすよ…」
ルリ「はーい」
ルリはクロノに返事をして歩いていく
バーボンの腕の中で眠るAを愛しそうな目で見る
そして、
彼らが見ていない時にAの耳元に呟く
ルリ「あと少しだからね…
僕達のPrincess」
そう言ってバーボンとルリはAの口元に
口付けをする
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
