Ｎｏ．293 ページ23
緑谷side
サ｢私の予知性能ですが
発動したら24時間のインターバルを要する
つまり一日一時間、
一人しか見ることが出来ない
そしてフラッシュバックのように
一コマ一コマが脳裏に映される
発動してから一時間の間、
他人の生涯を記録したフィルムを見られる…
と考えて頂きたい。
ただし、そのフィルムは全編、
人物のすぐ近くからの視点
見えるのはあくまで
個人の行動の僅かな周辺環境だ｣
相｢いや、それだけでも充分過ぎる程色々わかるでしょう。出来ないとはどういうことなんですか｣
すると、ナイトアイは
何故か悲しそうな顔をしていた
サ｢例えばその人物に近い将来、死、
ただ無慈悲な死が待っていたら、どうします｣
サー……オールマイトの事でっ…
サ｢この"個性"は行動の成功率を最大まで
引き上げた後に勝利のダメ押しとして
使うものです
不確定要素の多い間は闇雲に見るべきじゃない｣
ロ｢はぁ!?死だって情報だろう!?
そうならねェ為の策を講じられるぜ!?｣
サ｢占いとは違う回避できる確証はない！｣
ロ｢ナイトアイ！よくわかんねえな！
いいぜ、俺を見てみろ！
いくらでも回避してやるよ！｣
サ｢ダメだ｣
サー……
リュ｢とりあえずやりましょう
"困ってる子がいる"…これが最も重要よ｣
ｶﾞﾀｯ
サーが立ち上がった
サ｢天ノ川Aと娘の居場所の特定･保護
可能な限り確度を高め、早期解決を目指します
ご協力よろしくお願いします｣
……エリちゃん…A…
その後、僕達は別の部屋に行かされ
通形先輩と一緒にあの時の状況をみんなに話した
切「そうかそんな事が…悔しいな…」
麗「デクくん…」
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
