Ｎｏ．289 ページ19
No，side
サー「順を追って話します」
麗「先生!」
蛙「先生が何故ここに?」
相「急に声をかけられてな…
協力を頼まれたから来たんだ
ザックリとだが事情は聞いている…
言わなきゃならんこともあるしな」
ファ「…………」
そして全員は席に座って会議が始まった
バ｢我々ナイトアイ事務所は
約2週間程前から死穢八斎會という
指定敵団体について…独自調査を進めて…
います!!｣
獄「(こいつ…緊張しすぎだろ…)」
ファ｢キッカケは？｣
見たことのないヒーローが
多い中、ファイ先生がそう言うとサーが答える
サー｢レザボアドッグスと
名乗る強盗団の事故からです
警察は事故として片付けてしまいましたが、
腑に落ちない点が多く追跡を始めました｣
ヒーロー5「あー」
ヒーロー2「ありましたね」
セ｢私、サイドキックのセンチピーダーが
ナイトアイの指示の下
追跡調査を進めておりました
調べたところここ一年以内の間に
全国の組外の人間や同じく裏稼業団体との接触が急増しており、組織の拡大･金集めを目的に動いているものと見ています
そして調査開始からすぐに…敵連合の一人分
倍河原仁、敵名トゥワイスとの接触｣
獄「(…ぼやけて見えねぇなぁ…)」
セ｢尾行を警戒され、
追跡は叶いませんでしたが
警察に調査を協力して頂き、
組織間で何らかの争いがあったことを確認｣
グ｢連合が関わる話なら…
ということで俺や塚内にも声がかかったんだ｣
ケ｢その塚内さんは？｣
グ｢他で目撃情報が入ってな、そっちへ行ってる。
小僧、まさかこうなるとは思わなんだ…
面倒なことに引き入れちまったな…｣
グラントリノが緑谷に言う
緑｢面倒なんて思ってないです!｣
通｢知り合いなんだ!?｣
緑｢職場体験で──…｣
切｢(神野でオールマイトといたじーさんだ！
緑谷スゲェ人と知り合いだな)｣
サー｢…………続けて｣
バ｢えーこのような過程があり！
『HN』で皆さんに協力を求めたわけで｣
セ｢そこ飛ばしていいよ｣
バ｢うん！｣
麗｢HN？｣
獄｢ヒーローネットワークことだ
プロ免許を持った人だけが使える
ネットサービス。
全国のヒーローの活動報告が見れたり、
便利な"個性"のヒーローに
協力を申請したりできることだ…
こんなの常識だろ｣
それを聞いた生徒達は獄炎を見て思った
4人「(((いやいや習ってないよ!!!!?)))」
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
