Ｎｏ．284 ページ14
オール「この話君の為にならないと思う
本当に聞きたいのか？」
緑「このまま秘密にされるよりはいいです」
オール「……後悔するなよ」
緑「……はい」
僕はオールマイトの過去の話を聞いた
ナイトアイの関係……
なぜこうなったのか…
1番驚いたのは…
オールマイトが死ぬってことだった
オール「私の未来を巡り対立…
そのままケンカ別れした
根津校長は通形少年を私に進めたが
彼と出会う前に私と君と出会ってしまった」
僕の頭は真っ白になっていた
オール「言いたくなかったんだ
ごめんな君は私のファンだから…」
オールマイトが…死ぬ？…
突きつけられる…
緑「オールマイトが…死んじゃう…
オールマイトが…死…」
これまでまでにも予感はあった
何となく…漠然と感じていた気もする
そりゃ人はいつか亡くなるよ
でもさぁ
本人の口からこうもハッキリ言われると
緑「死ぬ……」
現実として突きつけられる
オール「君と出会い力を譲渡を決めた事
ナイトアイにも報告したんだ。
けれどそこで対立し
彼との溝は益々深まる結果となった…
馬鹿にしていると一蹴し
彼は…真にふさわしいと思う後継者候補を…
通形少年を育成し始めたんだ」
そう言ってオールマイトは再び走り出した
緑「待ってください!!
それより…待って
オールマイトナイトアイの予知は
いつの話なんですか!?
予知はもう変えられないんですか!?」
オールマイトはそのまま走りながら言う
オール「6〜7後だって
遠い未来ほど時間に誤差が生じるらしいが
予知で見た光景を変えられたことはないそうだ」
緑「6〜7年…って
じゃあ…!今年か来年じゃないか…!」
嘘……だろ…
緑「嘘でしょ…!?そんな…!!なんで…そんな
嫌だよオールマイト生きててよ」
あの時の約束を……
緑「体育祭で…覚えていますか!?…約束…!
したんだよ僕っ…
果たせなかったんだ
果たせるまで生きててよ…」
─『君が来た!ってことを
世の中に知らしめてほしい!!』
緑「『僕が来た』って言うところ
生きて見ててよ、オールマイト!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年12月22日 17時
