人気者の3人は鬼がいる世界にトリップしちゃった！【ヒロアカ】【鬼滅の刃】4

148話 ページ5

不「……切腹するから何だと言うのか
死にたいなら勝手に死に腐れよ
何の保証にもなりはしません」


煉「不死川の言う通りです！
人を喰い殺せば取り返しがつかない!!
殺された人は戻らない！」


御館様「確かにそうだね。
人を襲わないという保証ができない、
証明ができない、

ただ…人を襲うということもまた、

証明ができない」


その言葉に不死川さんが反応した


御館様「禰豆子が二年以上もの間
人を喰わずにいるという事実があり、
禰豆子のために四人の者の命が懸けられている。

これを否定するためには否定する側も
それ以上のものを差し出さなければならない」


不「……」

煉「うむ…」



そして御館様から衝撃の言葉が放たれる



御館様「それに二人は鬼舞辻と遭遇している」

その言葉に柱達が反応を示した



宇「！？そんなまさか…A以外ですら
誰も接触したことがないというのに…!!
コイツらが！？」


僕達は質問攻めにされた


宇「どんな姿だった！？
能力は！？場所はどこだ！？」

時「戦ったの？」

不「鬼舞辻は何をしていた！？
根城は突き止めたのか！？」


炭治郎君と僕は混乱していて話せない


「みんな!待って!
そんなに質問したら2人とも混乱するから

出久君!無惨に出会ったって本当なの!!
何もされていない!?」

緑「え、と…いや…その…」


鬼になれって言われたこと黙っておこう!!


それにしても相変わらず、心配性だね!
Aちゃん!!



不「うるせぇ!!
これは必要な情報なんだよ!オイ！答えろ!!」


すると御館様がｼｰｯとポーズを取ると
全員ﾋﾟﾀｯと静かになった


御館様「鬼舞辻はね、
二人に向けて追っ手を放っているんだよ

その理由は単なる口封じかもしれないが、
私は鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない

恐らくは禰豆子と出久にも
鬼舞辻にとって”予想外の何か”が
起きているのだと思うんだ
わかってくれるかな？」



あ、そういえば…
無惨さんから…なんか言われたような…

うーんҨ(´-ω-｀)…



そんなことを
考えていると不死川さんが震えながら言う


不「わかりませんお館様
人間ならば生かしておいてもいいが鬼は駄目です
承知できない」

すると急に不死川さんが自分の腕を斬った


え！何やっているの
あの人!?Σ(ﾟﾛﾟ;)


不「お館様…!!証明しますよ
俺が、鬼という物の醜さを!!」

御館様「実弥…」

149話→←147話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す