人気者の3人は鬼がいる世界にトリップしちゃった！【ヒロアカ】【鬼滅の刃】4

183話 ページ40

その頃、煉獄達が夢を見せられている中、魘夢は協力していた車掌と話をしていた



車掌「言われた通り切符を切って眠らせました

どうか早く私も眠らせてください

死んだ妻と娘に会わせて下さい

お願いします…お願いします……」



どうやら、車掌の人は亡くなった
家族に会いたくてこのようなことをしたようだ


そして車掌さんの前にいるのは魘夢の手だった
その手から魘夢の声が聞こえた


魘夢「いいとも、よくやってくれたね」


そして魘夢は血鬼術を使って唱える



魘夢《お眠り…家族に会える良い夢を》



すると車掌さんはふっと意識を失って
眠りに入ったのだった


魘夢の後ろにはまだ若い子達が数人いたのだった


女の子「あの…私たちは…」


魘夢「もう少したら眠りが深くなる
それまで待ってて

勘のいい鬼狩りは殺意や鬼の気配で
目を覚ます時がある

近づいて”縄を繋ぐ時”も
体に触らないように気をつけること


僕はしばらく先頭車両から動けない
準備が整うまで頑張ってね

幸せな夢を見るためには」


男女達「「「はい…」」」



魘夢の本体は先頭車両のところで呟いていた



魘夢「どんな強い鬼狩りだって関係ない

人間の原動力は心だ精神だ

”精神の核”を破壊すればいいんだよ

そうすれば生きる屍だ殺すのも簡単

人間の心なんて、みんな同じ硝子細工みたいに
脆くて弱いんだから」


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その頃、善逸の夢では

禰豆子ちゃんとAちゃんの手を繋いで
走っている様子が見られた


善「こっちこっち!!こっちの桃がおいしいから
白詰草もたくさん咲いている!

白詰草で花の輪っか作ってあげるよ
禰豆子ちゃん、Aちゃん

俺本当にうまいのできるんだ」


禰「うん、たくさん作ってね!」

「楽しみにしているね!!善逸(ニコ」


善逸は走りながら禰豆子とAに聞いた


善「途中に川があるけど浅いし大丈夫だよね」

「川?」


それを聞いた2人は不安そうな顔で善逸に言う


禰「善逸さん、どうしよう…私泳げないの」

「私もなの…」


すると善逸は顔を赤くしながら2人に答えた


善「俺がおんぶしてひとっ飛びですよ!川なんて!

禰豆子ちゃんとAちゃんの
つま先も濡らさないよ!

お任せくださいな!!」


それを聞いたAは微笑んで善逸に言う



「うふふ、ありがとう!善逸
だーいすきだよ(ニコ」

善「僕も大好きです!愛してます!////」

「嬉しい////」

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