人気者の3人は鬼がいる世界にトリップしちゃった！【ヒロアカ】【鬼滅の刃】4

168話 ページ25

そして15日がたった夜の頃


爆豪と轟はAの屋敷に戻り、出久と炭治郎は
蝶屋敷の屋根上で”全集中の呼吸”をしていた



炭「(よし、かなり体力が戻ってきた
そして以前より走れるし肺も強くなってきたぞ
いい感じだ…焦るな)」

緑「(昼間は走り続けたから今はゆっくりと深く
呼吸をして指先まで空気を巡らせる)」

炭「(瞑想は集中力が上がるんだ…)」

緑「(そう、鱗滝さんが言ってた…鱗滝さ…)」



そんな時、何故か
鱗滝の隣に鋼鐵塚と鋼綱が思い浮かんだ



それも2人とも手には包丁を持っていた



─鋼鐵塚『よくも折ったな…俺の刀を(怒』

─鋼綱『貴様…覚悟はできているだろうな?(怒』



そんな二人を見て
緑谷と炭治郎は冷や汗をかいた


二人「「(すみません)…((汗」」


炭「(すごく怒っているだろうな鋼鐵塚さん)」

緑「(やばいやばい…怒っているコレは…
鋼綱さん、本当にすみません…
それになんだか珠世さんの猫が責めるような目を見ている気がする…)」



炭「(集中!集中だ)」

緑「(呼吸を集中!!)」


二人はそう思い首を横に振る
そして再び呼吸を整えようとする


そんな時、背後から声が聞こえてきた


?「もしもし」


それを聞いた二人は勢いよく返事をする


緑／炭「「ハイッ!?」」


すると2人の横にはしのぶが顔を近づけて言う


胡「頑張ってますね」

緑／炭「「ッ!!/////」」


それを見た二人は顔を赤くしてしのぶを見ていた


胡「お友達二人はどこかへ行ってしまったのに
1人で寂しくないですか?」


そう言ってしのぶはその場を座り込んだ


炭「いえ!できるようになったら
やり方を教えてあげるので」

緑「はい、僕達がコツを掴んで教えます!!
2人にも頑張って貰いたいので」


しのぶは笑顔で二人に言う


胡「君たちは心が綺麗ですね」

緑「え、そ、そんなこと…///(汗」


すると炭治郎がある疑問を浮かべ
しのぶに向かって聞いた


炭「……あのどうして
俺たちをここに連れてきてくれたのですか?」

胡「禰豆子さんの存在は公認となりましたし
君たちは怪我が酷かったですしね

緑谷さんはAさんと
同じ別の世界から来た人と公認されまし…
怪我の方はAさんが治してくれたみたいです
けど一応ってことですから


それから……
君たちには私の夢を託そうと思って」


緑「夢?」


胡「そう、鬼と仲良くする夢です
きっと君たちなら出来ますから」

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