人気者の3人は鬼がいる世界にトリップしちゃった！【ヒロアカ】【鬼滅の刃】2

84話 ページ37

珠「鬼を人に戻す方法はあります」

炭「!!教えてくださっ…」

炭治郎君が勢い余って前のめりになると
愈史郎君が炭治郎君をぶん投げた

緑「た、炭治郎君！大丈夫！？」

愈「寄ろうとするな珠世様に!!」


愈史郎君！
本当に珠世さんのこと好きだね

←人のこと言えないよ出久君 By作者


そんな姿を見ていると
A組の麗日さん達がAちゃんを
守っているのを思い出すなぁ…←


珠「……愈史郎」ｺﾞｺﾞｺﾞ…


愈史郎君は珠世さんにすぐに言う


愈「投げたのです珠世様。
殴ってません(即答」

珠「どちらも駄目です」


珠世さんって愈史郎君には厳しいのかな？


そうして、珠世さんは話を続ける


珠「どんな傷にも病にも、
必ず薬や治療法があるのです
ただ、今の時点では鬼を人に戻す事はできない」


それを聞いて僕達は黙り混んでしまう


珠「ですが私たちは必ず
その治療法を確立させたいと思っています
治療薬を作るためには
沢山の鬼の血を調べる必要がある
あなた方にお願いしたいことは二つ

一つ、妹さんの血を調べさせてほしい

二つ、できる限り鬼舞辻の血が濃い鬼からも血液を採取して来て欲しい

禰豆子さんは
今極めて稀で特殊な状態です。
二年間眠り続けたとのお話でしたが、
恐らくはその際体が変化している。

通常それほど長い間人の血肉や獣の肉を口に

できなければまず間違いなく凶暴化します」


愈「(珠世様は今日も美しい
きっと明日も美しいぞ)」←


凶暴化……つまり
あの鬼たちみたいになっちゃうってこと…


僕は禰豆子ちゃんの手を握りしめる


珠「しかし驚くべきことに
禰豆子さんにはその症状がない
この奇跡は今後の鍵となるでしょう」


禰豆子ちゃんが…人間に戻す…鍵……


珠「もう一つの願いは過酷なものになる…
鬼舞辻の血が濃い鬼とは即ち鬼舞辻に……
より近い強さを持つ鬼ということです。
そのような鬼から血を奪るのは
用意ではありません。

それでもあなた方はこの願いを
聞いてくださいますか？」

85話→←83話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す