67話 ページ20
─────ミシッ、ドガッ！！
山小屋の扉を蹴破って出てきたのは、
二年もの間眠り続けていた禰豆子ちゃんだった
炭「あーーーーっ！
禰豆子お前っ…、起きたのかぁ！！」
緑「え！ちょっ！うわぁ！！」
禰「！！」
僕達を視認した禰豆子ちゃんは、
すぐさま駆け出した。炭治郎君も駆け寄ろうとして僕はバランスを崩して倒れてしまった
緑「痛ったた…！」
禰豆子ちゃんは
僕達を抱きしめすりすりと頬を寄せた
頬からなじむ体温に、僕達は安堵の涙を流す。
炭「わ─────っ！
禰豆子なんで急に寝んだよぉ！
ずっと起きないでさぁ！
死ぬかと思っただろうがぁ！！」
緑「良がっだァァァよォォ！！
禰豆子ぢゃん！！」
僕の周りには泣いているせいなのか
水溜まりが出来ていた
それを見ていた鱗滝さんは僕達によってきた。
そして抱きしめ合う三人の上から鱗滝さんが抱きついて泣いていた…
鱗「よく･･･生きて戻った」
そして僕達はその場で泣き叫んだ…
僕は”あぁ…生きている”と実感がしたから
___十五日後___
あれからも鍛錬を続けていると
風鈴の音が聞こえてきた
そこには風鈴を飾っている人が2人来ていた
炭「あっ鱗滝さん、あの人かな？」
鱗滝に尋ねる炭治郎君
緑「ふ、風鈴…」
すると彼らは僕達に言ってきた
鋼鐵「俺は鋼鐵塚という者だ。
竈門炭治郎の刀を打った者だ」
鋼綱「俺は鋼綱というものです
緑谷出久の刀を打ったものを届けに来た」
緑「僕が緑谷出久です！」
炭「竈門炭治郎は俺です。中へどうぞ」
炭治郎君がキリッとした顔でそう言うが、
鋼鐵塚さんと名乗った男はその場に座り込み、
背中に背負っていた物を降ろした
鋼鐵「これが�狷�輪刀�瓩澄�
炭「あの…どうぞ、中へ」
ちなみに鋼綱さんは僕の隣にいる
鋼鐵「俺が打った刀だ」
緑「お茶をいれますよ？」
鋼鐵「日輪刀の原料である
砂鉄と鉱石は太陽に一番近い山でとれる
�� 猩々緋砂鉄�甅玻蓮紅豺枩亅�
陽の光を吸収する鉄だ」
緑「あの、あれっていいんですか？」
僕は隣にいた鋼綱さんに聞く
鋼綱「あいつはそう言う奴」
そ、そうなんだ……
炭「ふろしきが土で汚れると思うんですよ」
鋼鐵「陽光山は一年中陽が射している山だ。
曇らないし、雨も降らない」
この人…人の話を聞かない人だ…
鋼綱「(相変わらず話を聞かない男だな…蛍…)」
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Pentas(プロフ) - 。。。さんへ、報告ありがとうございます！助かりました (2019年11月13日 21時) (
レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
。。。 - オリジナルフラグ立ってますよ。。。 (2019年11月13日 21時) (レス) id: 80d292197a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年11月13日 21時
