Ｎｏ．120 ページ33
上｢んだよロボならラクチンだぜ!!｣
障｢おまえらは対人だと
"個性"の調整大変そうだからな……｣
上｢ああ！ロボならぶっぱで楽勝だ!!｣
瀬｢あとは勉強教えてもらって｣
上｢これで林間合宿バッチリだ!!」
でも……本当にそれだけかな？
相澤先生がそんなことすると思わないなぁ……
そう思っていると勝己くんが何か言ってきた
爆｢人でもロボでもぶっとばすのは同じだろ
何がラクチンだアホが｣
上｢アホとは何だアホとは!!｣
爆｢うるせえな！
調整なんか勝手に出来るもんだろアホだろ！
なあ!?デク！｣
すると
出久くんは少しビクッとしていた
分かるよ……
ビックリするよね
そして勝己くんが話を続ける
爆｢"個性"の使い方…
ちょっとわかってきたか知らねえけどよ
てめェはつくづく俺の神経逆なでするな｣
麗｢あれか…！前のデクくん
爆豪くんみたいな動きになってた｣
芦｢あ──確かに…！｣
あの動き
勝己くんの真似だったんだ……
爆｢体育祭みてえなパンパな結果はいらねえ……！
次の期末なら個人成績で否が応にも優劣つく…！
完膚なきまでに差ァつけて、
てめェぶち殺してやる！
A、黒崎、轟ィ…!!てめェらもなァ!!｣
そう言って勝己くんは教室のドアを思いっきり
開けて帰っていった
切｢…久々にガチなバクゴーだ。｣
常｢焦燥…？あるいは憎悪……｣
すると、獄炎くんは立ち上がって言う
獄「勝手にすればいいことだ……俺には関係ない」
そう言って獄炎くんも教室を出ていった
やっぱり最近の獄炎くん何だか変……
私は獄炎くんの後を追う
緑｢Aちゃん？｣
出久くんは不思議に思いながら
私の名前を呼んだ
そして私は獄炎くんに追いついた
「獄炎くん！」
獄炎くんを言うと止まってくれた
でもこちらを見向きもしない
私は恐る恐る言う
「どうしたの？
獄炎くん何か悩んでいることでもあるの？
話しに聞くよ」
すると
獄炎くんは先程と同じように言う
獄「お前には関係ないことだ」
「関係ないことないよ……私たち幼馴染じゃ……！」
獄炎くんは
私の後ろにある壁を顔を横切って殴った
すると獄炎くんは低い声で言う
獄「黙れ……
てめぇなんかどうもこうも思ってねぇよ…
殺すぞ…」
そう言って獄炎くんは去って行った
その光景を見ていた相澤先生は何やら書いていた
相「(勝己は…思った以上にこじれてるなぁ
それと…黒崎の方も…だな)」
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年7月29日 19時
