[ヒロアカ] ヒーローとヴィランに愛されすぎて困っています!!3 (ページ16)

今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:168,892 hit

Ｎｏ．104 ページ16

一方、敵連合は……

ステ「何を成し遂げるにも
信念…思いが要る
ない者、弱い物が淘汰される
当然だ……だから死ぬんだ」

死柄木はヒーロー殺しの
攻撃で肩を切られて倒れていた

死「ハッハハハハ……！いってぇぇぇ
強すぎだろ黒霧！こいつを帰せ早くしろ！」

黒「身体が動かない……
恐らくヒーロー殺しの”個性”……」

バーボン「ﾁｯ…………」

同じくバーボンと黒霧は
ヒーロー殺しの”個性”でやられていた

ステ「英雄が本来の意味を失い
偽物が蔓延るこの社会も
徒らに力を振りまく犯罪者も粛清対象だ……ﾊｧ……」

そう言って死柄木の顔についている掌を
切ろうとした時だった

死「ちょっと待て待て……
この掌は……駄目だ……殺すぞ」

その時ヒーロー殺しは何かを感じた

死「口数が多いなぁ……信念？
んな仰々しいもんないね……
強いて言えばそう……オールマイトだなぁ…」

死「あんなゴミが祀り上がれてるこの社会を滅茶苦茶にぶっ潰したいなァと思っているよ」

そう言って死柄木は
ヒーロー殺しを壊そうとしたが避けられた

死「せっかく前の傷が癒えてきたとこだったのにこちとら今回復キャラが不在なんだよ
責任取ってくれんのか？」

そう言いながら、首をかいていた

ステ「それがお前か……」

死「はぁ？」

すると
その会話を聞いていたバーボンが口を挟む

バーボン「なるほどねぇ……そうゆうこったか……」

黒「どういうことでしょうかバーボンさん」

不思議に思った黒霧はバーボンに聞く

バーボン「俺たちとヒーロー殺しの
目的は共通点がひとつある
『現在を壊す』ってことだ……」

ヒーロー殺しは答える

ステ「その通りだ……
用件がすんだ！さァ”保須へ”戻せ
あそこにはまだ成すべきことが残っている」

バーボン「へいへい……黒霧」

黒「分かりました……少々お待ちください」

そう言って
ようやく個性が使えるようになりワープが開いた

ヒーロー殺しが帰ろうとすると
バーボンが何かを思い出して言う

バーボン「あ、そうだ
ヒーロー殺しひとつ言っておくよ」

ヒーロー殺しは立ち止まって聞く

バーボン「俺の嫁に傷を付けてみろ……
てめぇの血……全部1滴残らず奪うからなぁ(ギロ」

殺意が出るかのように
ヒーロー殺しを睨むバーボン

ステ「ﾌｯ……どうだろうか……」

そう言い残して、
ヒーロー殺しは去っていった