12話 ページ13
あれから月日が経って
いよいよ最終選別の日がやってきた。
山岡さんから狐のお面を貰い頭に付けた
鬼の面にはお守りとしての効果があるらしい
それを教えてもらった人がいるみたい
その名は鱗滝左近次さんと言うらしい
会ってみたいなぁ…
そう思いながら
私は山岡さんに見送られ藤襲山に行く
山岡「気を付けてな、
お前は稀血だから鬼がひょいひょい寄ってくる
気を抜くなよ」
「はい!では行ってきます」
私は藤襲山に向かって行こうといたが
あることを思い出した
「あ!山岡さん!天君と陽君のこと
よろしく伝えといてください!」
そう言って私は再び藤襲山に向かって
歩いていった
それを聞いた山岡さんは驚いていた
山岡「A…
何故お前は死んだあの子達のことを…」
あれから山岡さんの屋敷から離れ
昨夜、言っていたことを思い出していた
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『良いか、Aよ、
鬼は基本的に鬼の強さは
人を喰べた数により力を増す。
そして肉体を変化させて
妖しき術を使う者も出てくる』
『もし、無理だと判断した場合は
逃げても構わない
人の命はひとつしかないからな
だが、すぐに諦めるのではないぞ』
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うん…わかったよ山岡さん
私、頑張るね!!
そして生きて帰ってきたら笑おう!!
そう決意を胸にして私は1歩1歩前に進める
そしてようやく着いたのは夜頃だった
とても綺麗な藤の花が咲いており
いい香りがする
そして階段を登り終えるとそこには
大体20人ぐらいの同じくらいの子供達がいた
こんなに沢山受けるんだ!
すると入口らしい所から
黒髪の女の子と白髪の女の子が現れ喋り出す
2人はまるで人形のような顔立ちだった
黒髪「皆様今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。」
白髪「山の麓から中腹にかけて
鬼共が嫌う藤の花が1年中狂い咲いているからで
ございます」
黒髪「しかしここから先には
藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります。
この中で7日間生き抜く」
白髪「それが最終選別の合格条件でごさいます」
つまり、
鬼を全て殺さなくても良いってことだね
私は山岡さんから借りた刀を強く握りしめ
前を向いて覚悟を決める
2人「では、行ってらっしゃいませ」
それと同時に私達は山の中に入っていった
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particle e(プロフ) - 名無し44667号さん» それなwwwwww あと主人公組がカワヨス (2020年3月21日 23時) (レス) id: 951567228e (このIDを非表示/違反報告)
名無し44667号(プロフ) - 不死川さんとかっちゃん似てんなぁ、、、w混ぜたら危険w (2020年3月19日 11時) (レス) id: 52b41a10ca (このIDを非表示/違反報告)
Pentas(プロフ) - 稲荷神さん» コメントありがとうございます!た、確かに…木だったら骨折になっているかも…。報告ありがとうございます!またこんな感じのがありましたら是非ともバンバンと言ってください(*^^*) (2020年2月26日 14時) (レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
稲荷神(プロフ) - あの、木がクッションてそれもう骨折してますよ?せめて草がクッションになってとかならいいと思います (2020年2月26日 11時) (レス) id: 1d66bb4671 (このIDを非表示/違反報告)
Pentas(プロフ) - ライムさんへ わかりました。何とかして変えてみます!!報告ありがとうございます (2019年11月16日 14時) (レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Pentas 咲妃 | 作成日時:2019年10月30日 21時