55 ページ9
緑谷side
「お帰りなさいませ」
「はぁ〜楽しかったですぅ」
「たく、ヒヤヒヤさせやがって…」
次々に帰ってくる敵連合達
僕はAの姿を探すがどこにもいなかった
あの場でもいなかったから
もう帰ってきていると思っていたんだけど…
「黒霧さん…Aは？
帰ってきてると思ったんだけど」
「こちらに来ていないので…」
僕はすぐにあの場所に戻ろうとする
だが、荼毘に止められてしまった
「どこへ行く…」
「Aを探しに行く」
それを聞いた他の人達は…
「おいおい、もうヒーローも
来ているかもしれないんだぞ！いい判断だ！」
「出久、今回は諦めろ
もしかしたらヒーローに保護されているかも
しれないんだぞ」
ヒーロー？
あの薄汚い…ヒーローに？？
僕はさらに怒りが込み上げて来て低い声でいう
「それなら尚更行く」
「わぁ〜///モテモテですねぇ〜」
しかし、それを抑えてくれたのは黒霧さんだった
「今回の目的は達成しました
彼女についてはまた決めましょう」
「…………」
僕は自分の部屋に戻った
Aと過ごした部屋に……
ベッドに倒れると僕達の愛の匂いがする
Aの匂いもだ…
「どうして、僕の言うことを聞かないんだ…」
なんで言うことを聞かない
なんで僕の傍から離れるんだ
君は僕のものなのに…なんで…
「A、早く会いたい」
するとあることにリストに乗っていたなかった
あの猫の男を思い出した
そういえば、あんな奴……
リストに乗っていなかった…
彼女の個性をさらに思い出す…
そして俺は分かってしまった
「……まさか…」
あの男はAだということを…
俺は怒りが込み上げてきた…
なんでかっちゃんを助ける
なんで雄英生と一緒にいた
「クソっ！！！」
僕は壁を殴った
絶対に離さない……絶対に逃がさないから
思い知らせてあげる…A
君は僕のものだということを
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Pentas(プロフ) - 死蝶さん コメントありがとうございます！これからも頑張っていきます！！ (2019年10月19日 8時) (
レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - この作品大好きです！ヴィランデク大好きなんで！続き待ってます！ (2019年10月19日 0時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年10月12日 20時
