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『ヒーロー達が…来てくれた』
「あぁ…俺達は必要なかったみたいだ、
ここはヒーローに任せよう」
『うん…』
私達はこのまま
見つからないように帰ろうとしていた
なんだろう…嫌な予感がする…
そんな時だだった
「すまない虎前々から良い個性だと……
丁度良いから貰うことにしたんだ」
『！！』
この声……！
「止まれ！動くな！！」
ヒーローたちも焦る声が聞こえる
『なんで…どうして……！』
なんであなたが！！ここに！！
すると一瞬の出来事だった
「せっかく弔が自身で考え、
自身で導き始めたんだ
出来れば邪魔はよして欲しかったなぁ」
振り向ことすら！
一瞬の出来事───
何が起きたのか
一瞬1秒にも満たない！
それでもあの人の気迫は
私たちに死を錯覚させた
息もできないくらい
「さて…やるか」
なんでいるの！
オール・フォー・ワン！！！
そんな時
「ゲホっ！！」
「「「「！！」」」」
音のない静寂な空間に
水を弾いたような音と別の誰かの咳き込む声
「くっせ！！なんっじゃこりゃ！！」
この声は…爆豪君！！！
それから次々と
ヴィラン連合の者達が現れる
もちろんそこには出久の姿もあった
「また失敗したね、弔。
でも決してめげてはいけないよ、
またやり直せばいい」
オール・フォー・ワンがゆっくりと
死柄木さんに手を差し伸べた
「この子達も君が「大切なコマ」だと考え、
判断したから連れてきたんだ」
「いくらでもやり直せ
その為に僕がいるんだ、全ては…君の為にある」
奴は目の前にいると言うのに、
爆豪君がいるっていうのに…
手の届くところにいるのに…！
歯を食いしばって、
ゆっくりと首を後ろに傾ける
私達がいる事はバレていない……
私は動こうとした…だけど…
『っ…！？』
肩に、これでもかと
言うくらいの力で飯田君と轟君に掴まれた
『……飯田、君…轟、君…っ』
「やはり、来ているな」
バレた！！！
「オール・フォー・ワン！」
この声は…！
途端に、凄まじい暴風が吹き荒れる
「全て、返してもらうぞ！」
「また僕を殺すか、オールマイト」
因縁の二人の視線が、再びぶつかり合う
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Pentas(プロフ) - 死蝶さん コメントありがとうございます！これからも頑張っていきます！！ (2019年10月19日 8時) (
レス) id: bf6a65dd8b (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - この作品大好きです！ヴィランデク大好きなんで！続き待ってます！ (2019年10月19日 0時) (レス) id: 3d51fd0542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年10月12日 20時
