【鬼滅の刃】雷少年の母親…参

99話 ページ6

突然のことに私は驚いたが
煉獄さんは気にせずに私の膝枕を堪能している


煉獄「うむ…これは中々だ」ﾌﾆｬ

「えっと…ありがとうございます?」


そう言って、煉獄さんのウサギみたいな
くせっ毛の頭を撫でると幸せそうに目を細め
こちらを見ていた



その光景を見ていた善逸は奇声をあげており

炭治郎は胸の中に
黒いモヤモヤが現れて混乱していた

伊之助はなにかチクチクしていた様子


そしてそのままの体制で
炭治郎に向けて呼吸について説明をする


煉獄「炎の呼吸は歴史が古い」


煉獄さん…煉獄さん…
その体制でいいのですか??

せめて、起き上がってから言いましょう?


そう思いながら見ているが
全然起き上がる様子も見られないので
「もういいや……」と思いながら
私と呼吸について聞くのであった



煉獄「炎と水の剣士は
どの時代でも必ず柱に入っていた

炎･水･風･岩･雷が基本の呼吸だ

他の呼吸はそれらから枝分かれしてできたもの
霞は風から派生している
溝口少年!君の刀は何色だ!」



「煉獄さん、彼は竈門炭治郎ですよ…」



私はつい煉獄さんの名前間違いに
ツッコミを入れてしまった



炭治郎「俺の刀の色は黒です!!」

煉獄「黒刀か!それはきついな。ハハハ!!」

炭治郎「キツイんですかね」

煉獄「黒刀の剣士が
柱になったのを見たことがない
さらにどの系統を極めればわいいのか
分からないと聞く!

俺のところで鍛えてやろう!もう安心だ!!」



そう言って何故か私の方を向いて言う煉獄さん
それに関しては炭治郎も思わずツッコンでしまう




炭治郎「いや!いや!!
そして、何故またAを見ているんですか!?」



そして今度は私に向かって
煉獄さんはまた告白宣言をする



煉獄「君は俺の嫁に来るといい!!」

「お気持ちだけ貰っておきますね」ﾆｺ

煉獄「よもや!!?」




私はそんな煉獄さんに向けて笑顔でスルーした



煉獄さんは少しｼｭﾝとし
母性が出そうになるのであった私であった←

100話→←98話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す