【鬼滅の刃】雷少年の母親…弐

「「おめでとう!善逸!!」」 ページ4

それから善逸は炭治郎とAの手料理を見てすごく喜んでもらい幸せそうに食べる善逸を見てAもほっこりしていた


みんなでワイワイ楽しんだ後、
伊之助と禰豆子ちゃんは眠ってしまい
炭治郎と善逸は縁側で月を眺めていた


Aは後片付けのためその場にはいなかった




炭治郎「善逸…」

善逸「ん?」




突然、炭治郎が善逸に問いかけてきた




炭治郎「Aってもしかしてだけど…本当は…」





「母親じゃないのか?」と聞いてきた炭治郎

善逸は先程より少し目を開けて
驚いていたがすぐに月の方を見て答えた




善逸「……そうだよ、炭治郎の言う通り…
俺と母ちゃんは血が繋がってないんだ」




そう聞いた炭治郎はやっぱりと納得してしまった
善逸とAの匂いが全く違うのだ

見た目が似ていても、
善逸とAの”家族”の匂いがなかった

気になってしまって聞いたが…
予想が当たってしまった


すると善逸が炭治郎に向けて
なぜ母親では無いことがわかったのかを
話してくれた



善逸「親子ってさ似ている音がするんだ
見た目が似ていても…
俺の音と母ちゃんの音が全く違うんだ

憶測だけどさ
俺は捨子だったんだと思う…
そこでなんだかの理由で母ちゃんは俺を
育ててくれたんだと思うんだ」




炭治郎はとても申し訳ない気持ちになったが
善逸が炭治郎の音に察したのかそのまま話した




善逸「それに俺は母ちゃんが大好きだよ
一生懸命に俺を育てるために汗水流して
働いてくれて、喧嘩しても一緒に謝るし
寂しいと感じた時一緒に寝てくれた…

本当に俺の自慢の母ちゃんなんだ」





善逸は自慢そうな笑顔で炭治郎に微笑みかけると
炭治郎も微笑みながら「そうなんだな」と言った

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