【鬼滅の刃】雷少年の母親…弐

75話 ページ30

善逸「嫌だ嫌だァァァ」



目の前で騒いでいる善逸を見て私は呆れてながら
しのぶさんの言葉を思い出していた



胡蝶『息子さんが中々
薬を飲まなくて困っているんですよ
炭治郎君が何とか飲むように
説得しているのですが…』



すると本当に炭治郎が善逸に向けて
応援している様子が見られた




炭治郎「善逸!頑張れ!!
善逸なら飲める!俺だって飲めたんだ」

善逸「無理だよ無理無理
こんな苦い薬なんて飲めないよぉぉ!!」




相変わらずの長男だね!!炭治郎くんや!!←



そして再びしのぶさんが言っていたことを
思い出していた



胡蝶『伊之助君は声が自ら
潰れてあまり出せませんし…
それに酷く落ち込んでいるので…

慰めてあげてください』ﾆｺ





伊之助「ヨワクテゴメンネ…」


炭治郎「伊之助!!伊之助はよく頑張った
お前はすごいよ!!次の任務で頑張ろ!!」




うん、これは思っていた以上に大変だわ…(((


まぁ、一応原作通りだけど…
こんなけ駄々捏ねているのを見たらね


炭治郎を見ていたら
なんか可哀想に見えてきた←




私はﾄﾃﾄﾃと歩きにくそうに善逸たちのベットに
向かって呂律が回らない中で名前を呼ぶ



「ぜんひつ」


炭治郎／善逸「「え、…」」




それを聞いた善逸と炭治郎は
私の姿を見て驚いていた



しかし、彼らは私がAだと気づいていない様子



炭治郎がベットから降りてきて
私の前にしゃがみ込んだ




炭治郎「君…どこから来たんだ?」

善逸「此処の子なのかな?」




気づいてくれないことに
私はﾑｯーと頬を膨らませながら二人に向けて言う




「わたしだよ!A!!
ぜんひつのははおやだよ!」ﾑｰ




すると…二人は間を開けて
すごい大声で叫び出したのだった





炭治郎／善逸「「え、…ええぇええぇぇ!?」」




その後、一緒に病室に入ってきてくれた
アオイちゃんが「五月蝿いですよ!!」と二人に
向けて注意するのだった

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