私の知っている鬼滅の刃の世界じゃなかった!?【鬼滅の刃】

肆拾陸 ページ48

あれから数日が経って怪我も完治し、
私は任務の朝帰りで橋を渡って歩いていた

アオイちゃん達がしてくれる
機能回復訓練…あれ本当に疲れた

いや、これは本当だよ！
私こう見えて身体硬いの!!!

ただジャンプ力がすごくあるだけなの!?



「まぁ、色々あったけど…
月の呼吸とヒノカミ神楽の
切り替えがだいぶできるようになってきた」


そう、あれからようやく
ヒノカミ神楽と月の呼吸の切り替えの疲れがなくなってきたのだ



ただ、あの夢にでてきた
私のそっくりな人…

夢の中以外にもなんかこう…



「あの女の人…
どこかで見たことがあるんだけどなぁ…！」



そうモヤモヤしていると横に通り過ぎていく
ボロボロになっていた女性に目に付いた…


男が若い女性にロープか何かで
繋がっていたのをこの目ではっきりと見た


私は男の人に声をかけた



「そこのお兄さん、
その子どうして縄で括りつけているんですか?」


おじさん「あぁ？逃げないようにだろ
こいつは商品なんだ、欲しけりゃ金よこせ」



私は男性の言葉を無視して
私と同じ背丈の女性に話しかけた



「こんにちわ、お嬢さん」

カナヲ「………」



よくよく見ると…
この子！カナヲちゃんじゃん!!!!

え！待って見た目的に…16歳??ん??



そう考えていると男の人が私に向かって
怒鳴りながら言う




おじさん「おい！聞いてるのか！
そいつと話すなら金よこせって言ってんだよ」




…ｲﾗｯ、…お金、お金って…
正直、この男の人をすごく殴りたい…



うん！殴りたいけど…
人が大勢見ているからやめておこう



私は声を低くして男性に向かって言う



「お金、お金ってそんなに欲しいんですか?」



すると男性はぐっと
なにかに怖がっている感じをしていた

まぁ、怖がっているのは私だろうけどね

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