私の知っている鬼滅の刃の世界じゃなかった!?【鬼滅の刃】

肆拾参 ページ45

珠世さん達と離れたところまで走り
鬼が分身した奴を誘導していた



そして、もういいだろうと思い鬼の方を振り返る




目鏡「御館様にお前を持ち帰れば俺は十二鬼月の一員になれるのじゃ！大人しくしとけ！」

「大人しくするバカが何処にいますか!」




てか、十二鬼月って十二人の鬼でしょ?
もう満員じゃん!?どの道入れないよ!!!


私の内心はそう言いながら
鬼の首に向かって呼吸を使う




「月の呼吸 壱ノ型 闇月･宵の宮」




しかし、鬼は鉄の鞠を私の方へと投げつける
鞠を避けるがやっぱり私の方へと追いかけてくる



そして鞠の攻撃を必死に受け止めるが
体に何度も当たったりして…


嫌な音も聞こえた気がした

ボキッってね…←


それに鉄のせいなのか、一つ一つの攻撃が重い


あまり受け止めすぎると…自分が持っている
日輪刀の刃が刃こぼれになって来ている…



すると鬼は勢いよく鞠を振りかざし
一気にこちらに向かってくる
鉄の鞠を私は走り出し駆け回る


そして私はヒノカミ神楽を使って鞠を操る




「ヒノカミ神楽 日暈の龍 頭舞い!!」




体を捻じながら鉄の鞠を移動させて
鬼に向かって切る



目鏡「がハッ!!!」



そしてようやく首が斬れて
鬼は黒い霧を出して消えていった



「…ﾊｧ…ﾊｧ……ﾊｧ…」



私は息切れをさながらその場で膝を付き
汗がポタポタと落ちる


始まりの呼吸を何度も使ったから体の負担が大きいせいでダルさが急にぐっときたせいだろう


でも、ここで気を失ったらダメ

珠世さん達が本体を
必死に倒しているかもしれない！と思いながら
息を吐きながら必死に立ち上がった




そして私はヨロヨロしながら歩いていると

珠代さんが何か
鬼に向かって言っている様子が見えた

その鬼は珠代さんに向かって怒鳴りつけていた



目鏡「黙れ───ッ！黙れ、黙れ!!
御館様はそんな小物ではない!!
御館様の能力は凄まじいのじゃ誰よりも強い!!」



すると急に珠世さんから甘い香りがしてきた



「！(なに?この甘い匂い?)」

愈史郎「！(珠世様が能力を使っている)」



そして鬼はついに…
産屋敷の名を出したのだった



目鏡「産屋敷様は…!」



鬼は顔を青ざめながら珠世さんの方を見ていた

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