【歌い手】ずっと一緒にいたいです。 (ページ4)

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2話ページ4

「……ぶ……じょうぶ…大丈夫？」

誰かの声で私は目をさました

目を開けるとそこには

私を助けに来てくれたと思しき男性が

心配そうな顔をしていた

「大丈夫？」

男性はまた問いかけた

『たぶん…』

体が汗でベタベタして気持ち悪いが

これはさっき見た夢のせいだろう

ていうか、この人どっかで見たことあるんだよな……

誰だっけ……

「あの…そんなに見られると、恥ずかしいんだけど……」

男の人は少し顔を赤らめながら言った

私はあわてて

『す、すみません……』

と言った

ほんと誰だろう……

あっ！

そらるさん……？

「……えっ……？」

待って！

これって口に出てたやつじゃない！？

どうすればいいんだろう……

『そらるさんですか？』

そんな馬鹿正直に答えてくれるわけないと思っていながら

そう聞いてしまった

「......そうだよ」

そして私の予想はハズレた

てか本当にそらるさんなの！？

そらるさんに会えるとか今日は命日だ

ていうかなんでそらるさんといるの？

なんでここ私の部屋じゃないの？

ここどこなの？

「なんか色々考えてるみたいだから言うけど

まずは状況説明からかな」

そらるさんは今までの経緯を丁寧に教えてくれた

私が思った事はそらるさんこんなに喋るんだっことと

先生に向いてそうだなっことだった

「これでちょっとはわかったかな？」

心の中ではめちゃめちゃ喋れる私だが現実はそうもいかない

『.....はい...。ありがとうございます...』

いつになったらこれは治るんだろうか

こんな自分が嫌い

だからって死のうとは思わない

そんなことしたっていいことないし

「良かった

今日はうちに泊まっていきな」

私が悶々としている間にそらるさんはそんなことをいった

......ん...？

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更新遅くて申し訳ないです

まあ色々あるので許してくださいな。