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『…はい。』




浦「ありがとう。」




『直くんはみつが私じゃない人と結婚するって知ってたの?』




浦「今朝…初めて知ったよ。」




直くんも知らなかったの?ていうことは、




『じゃあみつがどんな子と結婚するのかも知らないの?』




浦「あぁ。知らない。ただ…」




『ただ何?』




浦「…昨日日高からごめんって一言LINEは入ってて嫌な予感はしてたんだ。」




そっか。そうなんだ。みつは何がしたいのかな。



浦「空、聞くことしか出来ないけど直くんに思ってること全部言ってごらん?」



直くんの微笑みはなんでそんなに暖かいの?
せっかく止めた涙がまた溢れちゃう。




『…実はね、みつくんとはもう1週間くらい連絡取れてなくて…1ヶ月くらいずっと冷めた関係が続いてたの。理由はわかんないんだけど。…それで、それでね、』




もう涙止まらない。直くんが大きくて優しい手で頭撫で続けてくれてるから余計に出てくる。




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作者名:りんか | 作成日時:2017年3月24日 23時

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