至近、距離。 ページ21
yourside
ジフンさんとスニョンさんに見守られながら
私は 台所に立つ。
料理は……正直言ってふつうだ。
だが、ミンギュさんを楽にさせてあげるには
今私がこうするしかないと思う。
HS「えっと…Aさん、大丈夫?」
スニョンさんが私を心配してくれた。
「はい、大丈夫です。私、得意(?)なんです。」
そう言うと、スニョンさんは満面の笑みで、
HS「そしたら、俺も手伝うよ!!!!」
WZ「やめろ!! お前は!!!!」
そんなジフンさんの悲痛な叫びを無視して
スニョンさんは台所へ来た。
パンケーキを作ろう。
パンケーキが食べたかったから☆
とりあえずミキサーとやらを使ってみる。
ガコッガコッガコッ
「あ、アレ? 上手く…いかないなぁ…」
何度やってもミキサーが思い通りに動かない。
「あ、あれ…??なんで…」
HS「あー、もっとチカラを入れないとw」
そう言ってスニョンさんは後ろに回って…
私に手を回す、要するにバックハグとやらの
密着技を使ってミキサーを使っている。
待って待って待って待って!?
この至近距離ナニデスカ!?
意外と肩幅広いんだーとか
腕。いいな。とか考える煩悩止めて!?
そもそも私なんで こんなにドキドキしてるの?
********************
HS「フゥー。ごめんね☆」
「えっと……なんだろう、コレ。」
生地が台所全体に飛び散っていた。
スニョンさん…台所禁止だ。これは。
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作者名:suija | 作成日時:2019年3月31日 18時