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人生が、終わった。 ページ2
your side
真夜中のソウルの公園で1人
風に吹かれている美しい少女がいた…
少し頬を赤らめ、潤んだ瞳の少女は
そっと静かにこう言った。
｢終わったよ…私の人生。
さよなら、光り輝くMy life。」
遡ること2時間前*
｢ねぇお父さん!!
この世界にはコンビニという素敵な
場所があるんですって！
ねぇ、連れて行ってくださいな!!!」
父｢A、お前をコンビニなどという
危険な場所に行かせるわけにいかん!!」
｢はぁーん？何それ、いつまでも、
いつまでも子供 扱いするじゃない！
お父さんなんて…
大っ嫌いよ！」
父｢そんなお前など もう娘ではない!!
この屋敷から出ていけ!!」
******
そんな父親とのふとした喧嘩で
｢娘」という権利を剥奪された。
しかも彼女はいわゆる｢鳥籠」育ちだ。
住む家も失い、助けを求める友など
さらさらいなかった。
｢はぁ…この先 私一体
どうしたらいいのよ…」
もうすぐ枯れるであろう桜を眺めながら
彼女は自分に桜を重ね、
ため息をついた。
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作者名：suija | 作成日時：2019年3月31日 18時
