第59話 ページ14
頭を撫でても払いのけられる右手。
「私だけ本気にしちゃって……馬鹿みたい」
臣「あー、ごめんって…外暑いから中入ろ？」
「やだ！」
臣「……こっから家帰れんの？」
「………帰れない」
臣「はい、じゃ、こっち。」
俺の家の中に入れてソファに座る。
臣「泣き止んだ？」
「うるせぇ…」
臣「本当ごめんって。許して？」
「………ん、」
臣「まじ？やった！」
そういって喜ぶ登坂。
「本当は今日、楓ちゃんと一緒に帰って遊ぶ予定だったのに」
臣「嫉妬させるお前が悪い。」
「は、何言ってんの。大体ねぇ、あんたは
嫉妬深すぎなの！」
臣「お前が隆二に対して可愛い顔を見せるな
っつってんの！！」
「可愛い顔なんかしてない！！」
臣「いっつも変顔でもしてろ！」
「はぁ！？いやだ！」
臣「……へぇ、」
「……言っとくけど、こんな顔で隆二くんに
好かれるわけないでしょ！？」
臣「俺に好かれてんじゃん」
「お前はひねくれ者なの！」
臣「だってさぁ、」
「ちょ、やめっ」
眼鏡を外され、ゴムも外される。
臣「ほら、すげぇ可愛い」
カシャ
「………今、撮った？」
臣「んー、大好き」
抱きしめて話を逸らす。
「今撮ったよね？」
臣「髪さらっさらー」
はい、そうなんです。私は三つ編みをしていても
超がつくくらいストレートなんです……
じゃねぇわー！
もう諦めたよ。
「……ねぇ、好きってさ、本気なの？」
臣「ん、本気だよ？」
それは答えるんだ。
こいつは平気で嘘をつくから表情だけでは、分からない。
この目は、どこを見ているのか……
ちっとも。
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登坂系女子(プロフ) - 3jsbさん» ありがとうございます！！更新頑張りたい所なのですが…私ちょっと今受験生でございまして、無事終ったらまた更新したいと思っています！！ (2018年1月14日 19時) (
レス) id: eabe8b62ee (このIDを非表示/違反報告)
3jsb - この小説すごく面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 385883160a (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 頑張って下さい！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
登坂系女子(プロフ) - りなさん» 本当ですか！？ありがとうございますー！頑張ります！！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: 2d1cfc4051 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 更新頑張って下さい！この小説大好きです！ (2017年8月26日 9時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：登坂系女子 x他1人 | 作成日時：2017年4月27日 23時
