第55話 ページ8
臣「ねぇねぇ」
「もう、何でずっとくっついてんの！？」
臣「好きだから。」
「あっそ。私は嫌い。」
臣「あ、好きだって言うまで離さな「好き」
臣「え、早くない！？」
「だって言ったら離してくれんでしょ？」
臣「やっぱりやだ。」
「は、ふざけんな。ぶす」
臣「はぁ！？俺ちょーイケメンだから！
困るくらいイケメンだから！←」
「へぇ、モテモテなようですね。」
臣「うん♪」
こいつまじやばいでしょ…
なんか私にすりすりしてくるし。
「うわっ、眼鏡が汚れた。」
この眼鏡ちゃんはかれこれ10年以上付き添っている。
その眼鏡ちゃんを外す。
「登坂のせいだ。」
臣「はぁ！？自業自得だろ。」
「ちげーわ、ぶす。」
臣「お前の方がぶす。」
「うっわ、女の子にぶすとか、ひっど。」
臣「んふ、嘘だよ。可愛い。」
「だからまた抱きしめてくんなって！！」
臣「照れ隠しー？」
「ちゃうわ、あほ！どあほ！」
臣「あほあほうっせぇな。俺は天才だって
何回も言ってんだろ。」
いきなり真面目な顔で言い出すもんだから、
登坂の前で、初めて、かな？
笑ったの。
「ふふっ、」
臣「……お前、今、笑った！？」
「ん？笑ってない。」
臣「え！ちょー可愛いんですけど！
もう1回笑って！写メとるからー」
もろJKな。
ちょー可愛いんですけど！とかまさに。
「やめろよ…」
臣「でも良かった！A今幸せ？」
……どうだろ。
幸せ、ってこの事？
臣「人ってね、心から幸せな時とか、
面白い時に自然と笑うんだって。」
心から幸せ……
確かに、私、密かに学校に行くの楽しみだった。
まぁ、今日は除いてだけど。←
あの修羅場は尋常じゃないね。
「……そうなのかなぁ」
登坂といることが幸せ、
そういうことではないんだろうけど、
今すごく幸せだ。
臣「俺も幸せ。あん時、俺とお前がぶつかってなかったら、今頃こんな事無かったかもしれないよ？」
「考えてみればそうかも。」
そこからだった。出会いは。
友達が出来て、初めてのお泊まり会もできた。
臣「いやー、会えてよかった」
なんて素直に言う君。
「私も、会えてよかったのかも。」
君の顔を見て苦い過去を少し思い出したけどね。
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登坂系女子(プロフ) - 3jsbさん» ありがとうございます！！更新頑張りたい所なのですが…私ちょっと今受験生でございまして、無事終ったらまた更新したいと思っています！！ (2018年1月14日 19時) (
レス) id: eabe8b62ee (このIDを非表示/違反報告)
3jsb - この小説すごく面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 385883160a (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 頑張って下さい！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
登坂系女子(プロフ) - りなさん» 本当ですか！？ありがとうございますー！頑張ります！！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: 2d1cfc4051 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 更新頑張って下さい！この小説大好きです！ (2017年8月26日 9時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：登坂系女子 x他1人 | 作成日時：2017年4月27日 23時
