死神の知らせ

メール11通 ページ11

どうしてこんなにもお姉ちゃんに嫌われてしまったのか…




どうしてこんなにもお姉ちゃんが怖いと感じてしまったのか…




それは…







８年前…




私が高校二年生の頃…



お姉ちゃんは高校三年生

お姉ちゃんの名前は,彩月(さつき)


明るい茶髪のショートヘアーで,可愛い猫目だった…それなりに男子からも女子からも人気だった…


私は,茶髪にセミロングだった…

私は,お姉ちゃん子で,いつもお姉ちゃんに髪の毛を縛って貰っていた…

誰にでも優しく明るく笑顔の素敵なお姉ちゃんは,私の【憧れ】だった…



ある日…


文化祭を控えた日…

あの日に事件が起こった…



お姉ちゃんはとくに楽しみにしてた…

高校生最後の文化祭

そしてお姉ちゃんは,最後のキャンプファイヤーで,好きな人に告白するらしい


お姉ちゃんは,頬を赤らめて教えてくれた…





お姉ちゃんは,Aにだけ,【特別】に

教えてあげるといって教えてくれたんだ…







とても可愛かった



頑張って




そう思った…







私は,階段で文化祭の道具を抱えたお姉ちゃんを,見つけ,思いっきり抱きつく…






A『おねいちゃーん♪〜〜』


彩月「えっ…ちょっとA???えっ待って落ちああああああぁぁぁぁぁぁ…」




ﾄﾞｶﾞｯ






そのまま階段から姉と一緒に落ちてしまった…




姉は,両足骨折

私は,無傷…






そして…


姉のお見舞いにいったとき



そこにいたのは…






私を睨み付ける







【お姉ちゃん】だった…





死のタイムリミットまであと10日…

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